yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

クリスマーケット in Strasbourg + Colmar

ストラスブール旅行第二弾かつ最終回。この日は少し冒険して、同じアルザス地方にあるコルマールにも行ってきました。

 

 

朝飯を食べてから、早速ボート乗り場へ。昨日果たせなかったボート旅行をする。朝一だからか乗客が少なく、ほぼ貸し切りみたいな感じで楽しめた。ボートはStrasbourg全域を川に沿って進んでいく感じだった。中心部の風光明媚な街並みから、郊外にあるドイツ帝国時代に築かれた近代的な住宅街までいろんな要素がコンパクトに詰まった街であることを知ることができて良かった。日本語の音声ガイドもあり観光が充実した。ストラスブールを中心にアルザス地方の歴史を紹介していた。

ボート乗り場へ行く道中見つけたシュールなサンタ

 

ボート乗り場から見た街並み

 

これから乗るボートがやってきた!

 

前回紹介した水門について。ボートで街を行き来するときには上流と下流で水位に差があるから、上流と下流のゲートを両方閉めて高さ調節してから移動する。この水位の変化をリアルに体験できるからすごい。

 

水門が閉まり水位が上がる様子

 

最高のボートツアーだった。

 

ボートに乗ってからは電車でコルマールへ。席が全部埋まり、立つ人もいるくらい人が多かった。萎え。まあ、なんやかんやで13時くらいにColmarに着く。

ストラスブール駅でまさかの聖地巡礼

 

このアングルはムズいわ

 

駅からクリスマスマーケット会場までも人の列がすごく、大名行列かって感じだった。どうにかしてクリスマスマーケット会場に着く。お腹が空いていたので、市場でアルザスサンドなる食べ物を食べた。うまし。

市場。結構にぎわっている。ボートのお兄さん(後述)曰く、ドイツ帝国時代にこの市場の建物は作られたらしい。

 

アルザスサンドうまい!

 

クリスマスマーケット会場はめっちゃ人が多く、とてもじゃないが、ワインを飲みながらゆっくりという状況ではなかった。街並みは言うてストラスブールと同じ感じだった。とりあえず、教会とか街並みとか市場とか一通り見てから、チュロスを買ったりワインを飲んだりチーズケーキを食べた。

この混み具合

 

街並みは確かに名門

 

ここもすごい

 

いやあ写真撮影の手が止まらない!

 

コルマールの教会と街並み。良さ

 

教会内部。13世紀に作られたみたいだし、たぶんカトリックかな!?隣のストラスブールプロテスタントなのでちょっと意外。

 

名門が爆発している

 

街をうろついているとボートツアーがあったので、ついでに行ってみる。ボート前に行列ができていたので不安だったけど、「一人ならこのボート(目の前に止まっているボート)に乗っていいよ」と言われ、すぐ参加することに。ボートツアーは橋の下をくぐるスリリングな要素があったり、別のアングルから街並みを見ることができたので新鮮だった。ちょいちょいボートをこぐお兄さんがガイドもしてくれるので充実した。

ボートツアーなう

 

アドベンチャー要素もあったり

 

白鳥がこんな間近に!

 

青い建物は当時女の子が住みついていて、出会いの場だったんだとか(詳細は忘れた!)。とりあえず、ボートのお兄さんが「Tinder house in the middle ages」と言っていて草生えた。ちなみに、青っぽい建物はプロテスタント、赤っぽいのはカトリックのオーナーであることを示していたらしい。

 

黄色い建物は12世紀にできたもので、そのまま残っているらしい。当時建物にトイレという概念はなく、うんこを白い小さな窓(目の前にある正方形の枠みたいなやつ)から川に投げ捨てていたらしい。汚っ。自分が下の窓から投げ捨てようとしたときに、上の窓からうんこが降ってきて、手に付いたりとかしたらめっちゃ萎えそう。そういえば、昔トリビアの泉で中世パリではうんこを路上に捨てていたみたいな話を聞いたことあるし、もしかしてフランスって実は不潔な国だったり!?

 

サンタなう

 

街にもこうやってクマのぬいぐるみが飾ってあったりするんだけど、この辺の地域ではクマは友好の象徴らしい。

 

ボートに乗り終えてからは軽く散策をしてからストラスブールに戻る。乗ろうとしていた電車が自然運休し、30分待ちに。おかげで帰りの電車もめっちゃ混んだ。萎え。

やっぱ混んでるよなぁ

 

コルマール

 

ストラスブールに戻ってからは街を見つつ、昨日airbnbのオーナーに紹介してもらったレストランに行く。夕方早い時間だったからか、すぐ席に通された。ラッキー。はずれレストラン(昨日の昼に行ったレストラン)で食べたspatzlを注文したんだけど、ここのは桁違いに美味かった。spatzlはカリカリでいい食感だし、肉も柔らかく、たれがいい感じに絡まっていた。

めっちゃうまい

 

いいレストランでした。

 

レストランを出てからまた中央広場で観光。この日は昨日よりもさらに人混みがひどく、朝の新宿駅の乗り換えかってくらいひどかった。人が多すぎて人混みの流れに沿った移動しかできないし、ちょいちょい渋滞するしで、ゆっくり立ち止まってワインを飲んだり、自分のペースで歩けるものでは到底なかった。正直、クリスマスマーケットだけで言うならミュンヘンよりも混雑していたと思う。ミュンヘンよりもずっと小さい街でこれだけ混んでいたら、そりゃあホテルの相場も1泊300ユーロになるわな。こんなに人がいたら、White album2の感動の再会とかどう考えても現実的だとは思えないのだが…。まあ、文化祭で美女2人とバンドを組んでいる時点で、あれは武也が見せてくれた幻想だったんだ…。white album2みたいなストーリーは現実にはないんだなとふと実感。

もはやカオス



にぎやか通り越してる感じ

 

いい街並みなんだけどね

 

街から少し外れたところで、数年ぶりに「あいつ」と解脱。ドンキで昔買った「あいつ」は今どこにあるんだろう?

 

クリスマスマーケットを見てからは、昨日行ったレストラン、メテオにまた行く。ここでビールを飲みまくるアル中と化す。ビールばっかり飲んでいたら店員に「クリスマス限定のクリスマスビールあるけど、どうする?」と裏メニューを案内される。いざ、飲んでみるとクリスマスビールはめっちゃフルーティーで飲みやすかった。400mlを4-5杯(もはや何杯飲んだのか覚えてすらいない)飲んで退散。久しぶりにだいぶ飲んだわ。

クリスマスビール

 

レストランを出てからはスーパーで買い出し。次の日は朝早いので、ここでストラスブールのビールを密輸した。宿に戻ってからは晩酌をして寝た。振り返ってみるとアル中な一日だ…。

スーパーで売ってたこれ。レンチンするだけだし、めっちゃ安いしうまいから晩酌が進んでしまう。

 

でもって、翌日朝のバスで帰還。バス乗り場までの路面電車内でAfter AllとPowder snowを聞いて思い出に浸る。いいストラスブール旅行だった。

夜明け前のクリスマスマーケット