前回に続き夏プレ第二弾。この日はチャリはあまり漕がず、どっちかというと観光メインな1日となりました。
この日はフェリーでアドリア海を横断してベネチアに行き、ベネチア観光をする1日となりました。
一目でわかる夏プレ2日目
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5時半起き、6時出走。6時に家を出てPorecを散策しつつ、フェリー乗り場でフェリーを待つ。7時くらいにフェリーが出航した。
船内ではベネチアの情報なんかを紹介してもらえるみたいだったけど、満員で席が空いてなかったので仕方なくデッキで過ごす。Porecを離れるときはPorecの港町を一望できるので良かったが、それ以降はずっと一面海なので景色が単調で飽きる。でもって、船の上で船を漕ぐ。にしても日差しが強い。
ベネチアに近づくにつれて、フェリーの速度もゆっくりになり、フェリー越しで少しベネチアの街並みを見ることができた。
下船してからパスポートチェックを済ませ、いざベネチアへ。
早速ベネチアを走り回るぜと意気込んで走りだそうとしたら、横にいたお兄さんに「No bike!」とたしなめられる。調べてみたら、ベネチアはチャリ通行禁止らしく、押して歩くだけでも100ユーロの罰金らしい。怖っ。仕方ないのでベネチア市街を離れ、mestre(水の都じゃない方のベネチアの地域)に向かう。途中でガードレールに膝を強打してしまい悶絶。萎え。にしても自転車道が中々にわかりづらく、ホテルまでの道が見つからなくてめっちゃ大変だった。10km弱なのに1時間強かかった。なんとかホテルについて早めのチェックインができたので、チェックインを済ませ、荷物と自転車を置く。
ホテルを出てから早速ベネチアへ。バスはめっちゃ混んでて東京の満員電車レベルでしんどかった。ベネチアに着いてからも人の混雑は相変わらずで、スーパーのレジでさえ行列ができるレベル。喉が渇いていたのですぐに会計を済ませたかったが、行列を10分くらい待ってようやく水が買えるレベルだった。
この日は祝日だったからか、教会や大聖堂は基本ほぼ全て閉まっていた。萎え。奇跡的に開放されているところも、コロナが明けたからかどこも人が多く、炎天下の中長蛇の列を作っていたので、行くのを断念。代わりに、あまりみんなが行きそうにないgiolgioの教会へ行き、時計台から街を一望した。時計台で15時の時報が耳元で鳴ったときはビビった。
その後もMuranoとかSaluteの大聖堂を見たりして時間を過ごす。Muranoでは疲れからか、水上バス乗り場で寝てすごしてしまう。もったいない。Saluteの大聖堂は工事中で中に入れないうえ、外観が覆われていたのでそれ以前の問題だった。
総じてベネチアの海は東京湾のような汚さだった。水の都といえど、誰も泳いでいないもんね。確かに、陸上の乗り物がなく水上バスが交通手段なのは非日常的だと言えるけど、実際に住みたいかと言われると微妙だなと思った。なんというか、雨とか降ったらすぐ交通麻痺するだろうし、そもそも陸続きじゃないから歩いて移動できないのが絶妙に不便すぎる。あと、水とかボートとかを除けば景観はいかにもヨーロッパな景色だったし、何より人が多すぎて萎えたので、また行きたいかと言われると微妙なレベルだった。個人的な印象としては日本の竹田城に近い。完全に観光地化した街で、ここに住んでる現地の住民がいるのか本当に怪しいレベル。アニメや漫画で水の都がもとになっているアレは幻想なんだと悟った。
ベネチアから離れるためにバス停へ移動している途中に急に膝が痛くなる。午前中にガードレールでぶつけた痛みからだろうけど、mestreに戻り買い出しをする頃には痛さのあまり歩くのもやっとなレベル。せっかくここまでやってきたのにチクショー!夕飯は買い出しのスーパーとホテルの途中にあるイタリアンでイカスミパスタを食べた。現地のローカルビールも美味し!
ただ膝が心配で夏合宿大丈夫かずっと気がかりだった。ホテルに戻ってからバンテリンを貼ったり鎮痛剤を飲んでごまかす。なんとかなってくれ、とずっと心の中で祈り続けていた。
にしても今夏プレ、太ももよりも足の裏に来るなぁ。まあ歩きが多いからそれはそうなんだけど…。