yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

イースター マルタ旅行 2日目

ちょっと間が空いてしまいましたが、2日目を書いていきます。

 

 

72.5 km, 870m up, 930m down。AからBへ向かう。

 

 

ワインを飲みすぎて眠りが浅かったせいか、朝6時に目が覚めたので、そのまま散歩ついでにGozoの要塞を散策してみた。かなり壮大で中々すごい景色だった。

要塞。かなりこまごまとしている。

 

こっちの方がわかりやすいか。

 

要塞の中心部。

 

外に目を向けると意外に見晴らしはよい

 

Victoriaの街並み。泊っているホテルも見えた。

 

要塞らしさが垣間見えるスポット

 

どうやら、中世に海賊がマルタを頻繁に襲っていたらしく、その際に街を守るものとして、この要塞は造られたらしい。てかここまで海賊は来ていたのか…。

対侵略者用に大砲がこんな感じで取り付けてあったらしい。

 

要塞内にあった教会。建設当時お金がなかったらしく、屋根はドーム状にはなっていないらしい。代わりにダミーの絵で内部にドーム感を出しているし、実際ドームっぽく見えた。けど、「実はお金がないと言いつつ、構造的に少しドームっぽくなっているのでは!?」と思ってしまった。

 

ホテルに帰ってからは朝飯。ブュッフェじゃなくて注文する形式だったので珍しいと思った。カフェ併設のレストランだからか、どれもうまくて最高だった。パンがおまけについてきて爆る。この朝飯ときれいな客室で60ユーロは安すぎ。

にゃーん

 

ホテルへ向かう道中にて。こういういい感じの道が爆発していてよい。

 

朝飯でこの量は豪華すぎるんよ

 

60ユーロとは思えないくらい快適だった。

 

チェックアウトをしたらすぐにフェリー乗り場へ。5kmちょっとだし下り坂だったのでめっちゃ快適だった。フェリーの車用入口に、高速の料金所的なのがあり、そこでフェリー代を支払う。往復で5.8ユーロ(自転車込み)は安い。

これでゴゾ島ともさよなら。

 

フェリー乗り場から見たゴゾ島の街並み。改めてみると昨日はアップしていたんだなぁ。

 

フェリーはこの日も言わずもがな最高だった。さよならゴゾ島!

ゴゾ島が少しづつ離れていく。

 

マルタ島がだんだん近づいてきた!

 

マルタ島に着いてからは途中まで昨日の萎えルートをそのままたどる。途中の分岐で少しのぼり、ポパイ村へ。どうやら昔ポパイ(ほうれん草食べてるあいつ)の舞台に使われたんだとかでポパイ村というらしい。観光スポットと化していて実際に集落内に入ることはできなかった(後日調べたら有料で入れたらしい。萎え)。言うて土壁の集落が昔ながらの木になっただけ説ある。ここもまあ、ママさんインスタグラマーとか若い姉ちゃんインスタグラマーがまあ多かったこと。夫や彼氏が少し気の毒だった。もしかして、観光地にインスタグラマーってヨーロッパあるあるだったりして!?

ポパイ村。確かに風情はあるかも!?

 

手前と奥で海の色が違うのは気のせい!?

 

ポパイ村の段階で11時半だったのと、あと60kmあったので少し巻き目にチャリをこぐ。ポパイ村から漕いですぐのところでありえない激坂に遭遇。日差しは強いしガン萎え。

この道は今見てもテンションが下がる

 

よくここまで漕いだよ、あんた

 

下りきったところでkomootを開くと予定していた道から大きく外れていたことに気づく。元の道に戻るも中々正規の道が見つからず、道に迷う。道の分岐があったんだけど、分岐の道が細すぎて見つけるのに時間がかかった。萎え。見つかったときは「本当にここ通るの?」という疑念がすごかった。夏合宿tsm班の比内の湯くらいわかりづらい道だった。

kommot先生に突然アスファルトから農道を進められた瞬間の写真。「マジでここ行くの!?」という疑念が半端なかった。

 

ダート月例 イージーモード。農場を横目に走る。

 

途中、大弛峠の下りよりもゴツい岩のトレッキングルートを通ることになり、少し担ぐことに。萎えすぎていたからか、当時写真を撮っていなかったっぽい。ごめんね。

担ぎアップの途中で撮ったと思しき写真。

 

舗装路に戻った時の感動といったら…

 

そんなこんなで上ったり下りたりを繰り返しているうちに、victoria lineにたどり着いた。遠くから見た感じや実際に近くで見た感じは万里の長城のようだった。ただ「万里の長城」内部は整備されていないので半ば登山をしているような感じだった。

victoria line手前の上り坂にて。右端に万里の長城が若干写っている。にしてもいい段々畑だこと。

 

マルタの万里の長城ことvictoria line

 

万里の長城の内部はこんな感じ。意外に地面はゴツゴツしている。

 

こっちの方が万里の長城っぽく見える!?

 

万里の長城から少しアップをこなすと、今度は下り!よっしゃー!!と思ったら、風が強くてなかなかスピードが出ない。萎え。まあ、ブレーキなしで下れたのはコスパだったかも(!?)

ほら、木のなびき方が半端ないでしょ!!

 

で下ったかと思いきやすぐにまたのぼり。のぼりきったところで、今度はRabbaという街にたどり着く。Rabbaは昔のマルタの首都だったらしく、日本でいう京都的な感じだった。実際、mdine gate周辺は観光客や観光バスでごった返していて、チャリは押して歩かないと厳しいレベルだった。仕方がないので、チャリを駐輪場に止めて観光することに。

Mdine gate手前にて。内部は関係車両以外通行禁止なので仕方なくチャリを近くに駐車することに。

 

Mdine gate 。それにしても混みすぎ。写真は結構タイミングを見たほうで、実際はこれの3倍くらい人でごった返していた。

 

Mdine gateやその内部は確かに入り組んでいて道に迷いそうになるくらいだった。風情はあったが、人が多く中々観光しづらかった。あと、インスタ系の人々多すぎ。

Mdine gateの外堀。ちょっと姫路城っぽい!?

 

Mdine gateを反対側から見た様子

 

内部はこんな感じでごちゃごちゃしている。ちなみに観光客向けに馬車も走っていたり。

 

なんか豪華な入り口

 

映画に出てきそう

 

教会

 

中央広場。ここもそうなんだけど、土壁がたまに黄金に見えるんだよなぁ

 

わりとお気に入りの通り。

 

風光明媚な通りが多すぎる!さすがマルタの京都!

 

馬車。馬が目隠しされている!

 

ぼちぼち観光してから再出走した。

Raabaの外れにある教会。

 

平地処理を5kmくらいこなすと海岸沿いに出た。

崖(Dingli cliff)の上にある観測所。なんかゴルフボールっぽくね!?

 

崖に向かう道にて。なんというか、左車線なのも相まって沖縄を走っているような錯覚に襲われる。

 

`

しばらく漕ぐと、Dingli cliffを一望できるスポットに着く。確かにゴルフボールがうっすら見えるような…。

Dingli cliff。ゴルフボールがちょこんとのっている。

 

view pointではDingli cliffだけでなくその横の崖も見られたり。高さが200mあるだけに中々すごいスケールだった。東尋坊よりすごかったかも!?にしても相変わらず風強ぇ。

Dingli cliffの反対側にある崖。

 

これ、落ちたら死ぬやつ

 

View pointには風化したレンガがあったんだけど、もしかして昔重要な建物があったのだろうか?

 

View pointが峠っぽくなっていて、そこからはしばらく下りとなっていた。万里の長城のとき同様、ブレーキ踏まなくても良いくらいに風が強かった。萎え。

やっぱ沖縄みあるよなぁ

 

崖から下って、海岸処理をすると今度はMarsaxlokkという港町へ。船が多く、船と街の組み合わせはたしかに絵になるものだった。逆に言うとそれだけ。ボートと街並みの組み合わせという意味では、手前にあったBirzebuggaの街並みの方が個人的には好きだったかな。Birzebuggaの街並みは撮り忘れちゃったけど!

Marsaxlokkの街並み

 

確かにおしゃれで「インスタ映え」するのは認めるけど、なんちゅうか、こう、グッと来ないんだよなぁ

 

街並みを見ているともう17時半で、ちょうどいい感じの時間になったので、そのままVallettaに戻る。Vallettaまではアップが多く萎えた。Vallettaへ向かうにつれて車が多くなってきたので、アーバンに近づいているのを実感した。

 

でもって、なんやかんやで18時半くらいにホテルに到着。75km 900mupだったけど体感はそれ以上に疲れた。0日目に受付をしていた女の子が可愛すぎたのと、他にいい感じのホテルがなかったので、0日目と同じホテルにした。しかし肝心のその子には会えず。残念。0日目と同じ部屋なのになぜか0日目より50ユーロ高かったことは秘密♡

マジで名門ホテル。

 

Vallettaについてから日の入りまで少し時間があったのでValletta内を観光。0日目には見られなかったThree citiesなんかも見られたし大満足。

Valettaの街並み。

 

対岸にあるSliemaの街並み

 

Manoel island。VallettaとSliemaの間にある小さな島。ここもVictoriaよろしく、海賊と戦うために作った要塞がある。

 

victoriaもそうだったけど、観光してみて改めて要塞跡が多いのに気づく。歴史的にも、マルタってアラブ系、イタリア、海賊、ナポレオン、イギリスとたびたび侵略されていたらしい。島国ってやっぱ狙われやすかったんだなぁ。そう考えるとそう頻繁に狙われなかった日本ってすごい!?

Three cities。手前がVittoriosa、奥(写真真ん中)がSenglea。この二つの間にCospicuaがある。ここも要塞として海賊や他の国の侵略から戦った地らしい。右に見えるデカい船はイタリア行きのフェリーだったりする。

 

Three cities以外にも小さい半島が2,3ある。ダミーcities

 

19時半になり、予約していたレストランAaron's kitchenへ。自分でもわかるくらい汗臭かったんだけど、店員さんや横にいたカップルも嫌な顔せず、それが逆に申し訳なさを助長させた。それでも、それでも居心地は最高だった。この2日間はウサギ肉を食べつくした感があったし、せっかくの島国なので魚が食べてぇなぁと思い、魚料理を注文した。どれもマジでうまい料理だった。ハーフボトルのワインとデザートワイン175ml飲んだからかだいぶ酔った。

ワインうめぇ。シュワシュワが強くなくあっさり飲みやすく、フルーティーだった。

 

前菜のbeastとパンの付け合わせ。クセが強くなく良かった。

 

メインのsword fish。ドレッシングがマルタ独特のものらしい。トマトの酸味と魚がうまくマッチしていて美味かった。

 

サイドの野菜の炒めものも野菜の苦味がなくて食べやすかったし、じゃがいものローストもアツアツで外カリカリ中ホロホロだった。

 

デザートワイン。ワインなのかってくらい癖がなく、グビグビ飲めたのでいい感じに酔う。

 

デザートのimqaret。クリームをクッキーで挟んだものとアイスが絶妙にマッチしていた。クッキーが熱くて、食べたときマジビビった。

 

店内の雰囲気はめっちゃ落ち着いていた。汗臭いやつが来ていい代物ではなかったな…。

 

にしても、予約しておいてよかった。0日目の経験や他の客を見るに予約をした方がいいレストランだったぽい。

 

旅行班現役時代は飯代はコスパしてなんぼだったんだけど、最近レストランで豪遊する方法を良くも悪くも覚えてしまったなぁと、ふとこれを書きながら気づいた。このブログを書きながら当時のレシートを見ているんだけど、どうやら50ユーロ近くしていたみたいだし。まあ、以前より自由なお金が増えたことだと肯定的に捉えよう。

 

ホテルに戻ってからは延長戦として、マルタのラガービールを飲んだ。程よい苦味だけど、ビールはミュンヘンのやつの方が好きかな。やっぱマルタはワインですわ!

ラガービール。ワインがうますぎたせいで、「あれっ!?」ってなってしまった。一応言っておくが、マズくはない!むしろうまい。

 

ベロベロになりながらまたしても気づかぬうちに就寝。

部屋含めホテルのいたるところに裸婦のイラストがあってドキドキする。そこがいいところでもあるのだが。にしても誰が書いたんだろう。どうでもいいけど、裸婦っていうとギャグマンガ日和ルノワールVSセザンヌをどうしても思い出しちゃうんですよね。裸婦ラフ、ウホッ!