まだまだ続くぞ、ローマ旅行シリーズ!
この日は前回行けなかったバチカンにリベンジします!
朝飯を食べてから、昨日行けなかったバチカンの大聖堂へ行こうとすると、信じられないくらいの行列ができていることに気づく。しかも、昨日はなかった入国検査もしているし…。
近くにいたバチカンの衛兵に聞いてみると、どうやら何年か前のこの日にローマ法王が即位したらしく、その記念式典が行われるらしい。ローマ法王がいるから厳重警戒なんだとか…。ほえー。
一瞬行くか悩んだけど、一生のうちでローマ法王の顔を拝める機会なんてそうはないだろうし、ということで渋々行列に並ぶことに。
行列はめっちゃ長かったけど、その分掃けるスピードも速かった。まあ、とはいえ入国ゲートまでに30分くらいは待ったが。
並ぶのが遅かったからか、バチカンに入国するころには式典が始まってしまった!
式典ではローマ法王がありがたい言葉をラテン語かイタリア語(どっちかはよくわからなかった!)で述べた後、各言語の通訳がありがたい話を翻訳して聴衆に伝えていた。とりあえず、英語とドイツ語で聞いてみた感じでは「貧困や苦しい状況に置かれている人たちに手を差し伸べて平和を築こう!」的なことを言っていた。ヨーロッパ住み始めた頃はドイツ語がちんぷんかんぷんだったけど、今回英語にまあ近いレベルで聞き取れたので感動した。頑張ってよかったかも。なお、ありがたい話のアラビア語訳はあったけど、日本語訳はなかった模様。
ありがたい話が終わり、ローマ法王がまず退散し、それからみんな解散に。さすがに大聖堂の観光はしばらくできなさそうだったので、ひとまず午後に回すことに。
ひとまず、バチカン大聖堂を離れ、バチカン唯一のスーパーに行こうとしたんだけど、バチカンの市街地エリアは観光客は立ち入り禁止らしく、衛兵に追い返された。萎え。
仕方がないので、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂へ行ってみることに。ここで初めて地下鉄を使ったんだけど、ローマの地下鉄も日本みたいに改札があるんだなぁ、とちょっとびっくり。ただ、日本と比べるとちょっと薄暗くて汚かった。
あとあと知ったんだけど、この大聖堂は四大バジリカの一つらしい。どうりで名門なわけだ。
一通り大聖堂を見てから、そのままエマニュエーレ記念館へ。天気もいいので、初日に断念した展望台に課金してみた。これまで行ったところが見えるのはいいね!
展望台のチケットで資料館も行けるみたいだったので、ついでに行ってみた。さんざんバチカンやら他の施設でいろいろ見てきたので、少し見劣りしていた感がある。(贅沢!)
展望台のチケットはヴェネツィア宮殿もカバーしているらしいので、行ってみた。ルネサンス期の建物がそのまま残されいてるらしい。たしかに、建物内部は他に比べて装飾が少なく、簡素だった。
宮殿はかのムッソリーニ政権には会議場としても使われていたんだとか。
さすがにお腹が空いたので昼飯。ホテルのオーナーがオススメしていた&昨日の夜人気すぎていけなかったレストランへ。味は確かで、行列ができていたのにもまあ納得。
昼飯を食べたし、そろそろいい時間だろ、と思い、バチカンの大聖堂へ行ってみることに。
午後も落ち着いてきたし、流石にそろそろ行けるっしょ、ってことでバチカン大聖堂に三度目の正直!相変わらず行列はありえないくらい長かったが、捌けるスピードも速かったので並ぶ。とはいえ30分くらい待ったが。入国ゲートっぽいやつを通って、中に入る。大聖堂の中はかなり充実していた。
大聖堂で行列ができていたので並んでみると、どうやら地下に歴代ローマ法王の棺があるらしい。かなり広かった。(小並感)
ローマ法王のお墓は他のエリアに比べると少し厳かな雰囲気があった。とは言え、観光客のしゃべり声は絶えないし、そこそこにうるさかったが。毎日、こんなうるさい人らがやってきて、しかも自分のお墓をパチパチ撮られるなんて、ローマ法王からしたらたまったもんじゃないと思うんだけど、それを祟ったりしないんだから、ローマ法王すごい。(まあ、単に死人に口なしという説なだけかもだが)。
大聖堂も観光し、一旦ホテルに戻って休憩していたら、いい感じに夕方に。夕食はまたオーナーのおすすめしていたところへ行こうとしたら、満席でダメだった。ちーん。ということで、昨日行ったai spaghetiへ行く。味、コスト的な意味で一番最適なのはここ説。
帰りに、ホテル近くのスーパーでワインとハムを買い、チャンピオンズリーグを見ながらホテルで晩酌。おかげでバカ酔った。てか、インテルお前まで脱落かよ…。イタリア勢涙目。