yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

ザルツブルグ観光

先日、ザルツブルグに日帰り観光をしたのでまとめておきます。普段ザルツブルグはスルーしてミュンヘンに行くことが多いのですが、今回初めてしっかりザルツブルグを観光しました。

 

 

電車に揺られること4時間、ザルツブルグに着く。道中一面雪景色が広がっていて、いよいよ、この季節が来たかと感じた。駅についてからすぐトロリーバスに乗って市街地へ。

トロリーバス

 

バス停から少し歩くとチケットセンターへ。どうやら要塞まで登山鉄道が走っているらしく、しかも往復1ユーロくらいで使えるみたいだったので、登山鉄道込みのチケットを買った。登山鉄道でそのまま要塞へ。

要塞と金玉

 

金玉の横にはチェス盤が!ちなみに駒は動かせた!

 

登山鉄道

 

要塞ではまずパノラマビューエリアに行って外の景色を楽しんだ。風がそこそこ強くて寒かった。

いい見晴らし。山の頂上に雪が!

 

下弦の月がきれい

 

ザルツブルグの街並み

 

パノラマビューをみてから、要塞兼資料館のエリアへ。ザルツブルグの歴史を知る。どうやら大司教がもともとこの土地を統治していたらしい。塩が豊富な地形とデカい街を結ぶ交通の要衝ということもあって、中世からそこそこ栄えていたらしい。

要塞の廊下。横にある窓から敵の場所を把握したり攻撃したりできる。

 

要塞内部はかなりきれい

 

当時使われていた大砲らしい

 

要塞の中心部

 

茨城みっけ!

 

これまたいい見晴らし

 

15世紀(詳しい時期は忘れた)に農民が要塞でデモをしていたらしく、当時要塞には食料が牛1頭しかなかったらしい。大司教サイドは、その牛の体の色を毎日ペイントで変えて要塞内をグルッと歩くことで、「俺たちはめっちゃ食料持ってるから、いつまでも立て籠もれるぞ!」と虚勢を張ったらしい。これにより、農民は「うひゃー、あいつにはかなわんわ」ってなってデモを途中でやめたんだとか。その逸話が今でもwashed bullとして語られているらしく、要塞内にちょいちょい牛がらみの展示があった。

washed bull

 

要塞から外へ続く道

 

要塞を見てからは要塞付近の散策道を適当にほっつき歩く。だんだん秋になりつつあって風情のある景色だった。

いい散歩道

 

散歩道から見た要塞

 

下界に降りてからは教会やら大聖堂やらを見て回る。大聖堂は他の大聖堂に比べて大きく、地下も充実していた。写真禁止のものが多く写真がほとんどないのはご愛敬。

大司教が治めていた街なだけあって、宗教施設がそこら中にある

 

墓地併設のチャペル

 

墓地の横にあるカタコンベという名の岩窟にて。5世紀くらいから続く歴史ある岩窟らしい。

 

墓地の横にある教会

 

ザルツブルグの市場。かなり賑やか。

 

大聖堂

 

大聖堂の前には3つの数字があり、それぞれ最初に建造された年(774)、火災のあと修復された年(1628)、第二次世界大戦の空襲で焼けてから修復した年(1959)、らしい。

 

宗教施設を見てからは宮殿の庭を見たり、モーツァルトの生まれた家と住んでいた家を見る。似たような施設なのに、それぞれ13.5ユーロはぼったくりな気がする。なんとかならんのか??合わせて割引的なプランもあったと思うんだが…。音楽的素養がなさすぎるのでモーツァルトがどのくらいすごいのかはよくわからなかったが、それでも35年という短い生涯のうちにものすごい名門な曲を残していたのだということはよくわかった。教会と比べ、日本語の音声ガイドがあったこともあり、モーツァルト周りの観光はそこそこ充実した。にしてもモーツァルト前面に出しすぎでは!?、とちょっとだけ思った。

モーツァルト広場

 

モーツァルトの生家。こんな街中にあるのに実家より広かった(嫉妬)

 

11歳のころのモーツァルト。11歳でこんな白髪になる!?あと髪クルクルさせているのはなんでだろう?ちなみに、モーツァルトは体格には恵まれなかったが、音楽の才能にはアホほどめぐまれたらしい。

 

モーツァルトが当時使っていたピアノを再現したものらしい。当時(300年くらい前)のピアノは足で踏むやつがないんだな。

 

言うてモーツァルトの家広くね?(これでもまだ半分くらいしか写せていない)

 

モーツァルトの生家の前にある歩道からチラッと見える要塞。

 

モーツァルトの生家からモーツァルトが住んでいた家に移動なう

 

移動中、いい感じの庭園がみつかったので立ち寄ってみた。

 

目の前にあるのは実は宮殿らしい

 

庭園の入口。「逆だったかもしれねえ」みある。

 

モーツァルトの住んでいた家

 

一家全員の肖像画モーツァルト家全員の写った絵はこの1点だけらしい。モーツァルトの姉曰く、この絵画のモーツァルトが一番実際のイメージに近いらしい。

 

モーツァルトがウィーンの講演会でつかっていたピアノらしい。もはや、「モーツァルトが〇〇していた××」なら何でもありな風潮すぎる。

 

モーツァルトの住んでいた家を出ると外はすでに暗くなっていた(まだ16時半なのに!!)。そのまま近くのレストランで夕食を食べる。

グーラッシュうめえ

 

1軒目のレストラン

 

軽めのメニューだったからか、まだいけそうだったのではしご。ここでもビールを飲む。今度は酒が回りすぎて、吐きそうだったのでゆっくりしながら食事を堪能した。

spatzlというパスタにチーズをからめた郷土料理。ビールもうまい!

 

2軒目

 

なんやかんやで20時くらいに駅に戻り、電車に乗って帰宅。駅のsparでtegernseer(ミュンヘンのビール)を密輸することに成功!やったぜ!!