今合宿もいよいよ折り返し地点を過ぎ、後半戦に突入しました、5日目です。
4日目に続きドロミテ街道を走るわけですが、前回書いたように、この日は1.5日分の行程をまとめて行うことになり、結局峠を4つのぼる、今合宿1,2を争うガチ日となりました。
一目でわかる5日目の行程
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5時起床、6時15分出走。午後からpordoi峠は雨になるのを知っていたので、午前中にpordoi峠へ行けるように、早めの出走をすることに。出走時点ですでに雲行きが怪しくなってはいたが、言うて晴れていたので走り出すことに。
走り出して30分くらいして雨がザーザー降り出す。萎え。近くの小屋の軒下で雨が弱まるのを待つ。
15分くらい待つと雨が弱まったので再出走。だんだん雨は弱まり、途中から雨が止む。斜度5%近くを上るしんどい坂ではあったが、なんとか本日1つ目の峠、Campolongo峠に到着。若干ガスっていた気もする。
峠を下り今度はArabbaと言うアーバンへ。どうしても晴れのpordoi峠を見たいので、Arabbaはスルーした。大本命のpordoi峠を目指す。
はじめは曇っていたが、登るに連れて空が晴れてくる。標高が高くなると雲が消え、天気が良くなった。
コンスタントに斜度5%のしんどい坂ではあったけど上り切る。corvara(キャンプ場のあった街)では曇りで少し不安だったけど、ちょっとずつ晴れてきて、峠では無事晴れる。ゴアを着ながら峠をのぼった甲斐があったかも!?
pordoiでSと写真を撮り、その際に写真を撮ってくれたおじさん(ローディーでめっちゃ速い)と仲良くなる。pordoi峠は11時くらいから雨が降ること、新しいルートではまだアップがあることからお土産を買ってすぐ出走した。
少し下って今度はsella峠を目指す。ここもワインディングがすごく、反対側からpordoi峠が見えるので、どのくらい登ったかがひと目でわかりやすかった。(ちなみにpordoi峠とsella峠はほぼ同じ標高)。しんどかったけど、なんやかんやで11時前にはsella峠に到着し、ここも良い天気に恵まれる。
写真を撮りつつsella峠の下り、これでドロミテ街道ともさよならバイバイ。2日間いい景色をありがとう。
峠を下ったところにある町並みが軽井沢的な別荘街っぽいし、町並みきれいで良かった。祖谷みたいに崖に反り立っている感じもよい。
高速道路を避けるために国道を少し外れてアップ。このアップがこの日1番しんどかった。確実に10%以上コンスタントにあったし、ひどいところだと16%だったので萎えた。道路にめっちゃ文句を言っていた。
あまりにしんどすぎて、峠道の途中、一時脱班しようか本気で悩んだけど、Sくんのスマホが電池3%って言ってたし、Sくんが電池切れで遭難したら良くないと思い頑張った。
13時に峠につく。見晴らしは他の峠に比べるとそこまででもなかったかもしれないけど、やりきった感のある峠だった。峠で写真を撮る際、ほぼ同時についたロードのおじさんがこちらに話しかけてきた。どうやら東京に2回来たことがあるらしい。マジかよ!峠着いたとき、「峠、お前ふざけんなよ!マジいい加減にしろ!!」って日本語で文句垂れていたのがダダ漏れだったかもしれないと思うと恥ずかしくなった。
峠を下る途中、イタリアで一番キレイな街と自称する街があったので少し観光。イタリアなのにドイツ語も多く、割とドイツっぽい町並みだった。
ここでSくんのスマホが電池切れになったので、CLを交代することに。少し不安だったけど、なんとか下界のサイクリングロードに到着し、そこからは処理ゲー。
自分もスマホの電池との格闘はあったものの、機内モードにしたことで、なんとか1%残してホテルに到着。ギリ耐えた!チェックインを済ませ、そのときにホテルからBozen cardなるものをもらう。どうやら、そのカードで街の公共交通機関や美術館を無料で利用できるらしい。せっかくなので、そのカードを使って近くの美術館を観光することに。ランドリーを回している間に美術館へ向かう。美術館ではOtzlという石器時代(6000年前)のおじさんを中心に当時の石器やら生活品やらを展示していた。元値の13ユーロで行くかと言われるとうーんみがあるが、タダだったしまあいいや。
ランドリーを回収し宿へ。この辺あたりから雨がポツポツ降ったり止んだりを繰り返すように。ホテルへ戻りランドリーとかを干してから買い出しへ。スーパーの近くにpizzariaがあったので、ついでにそこで夕食のピザを買う。イタリアいるんだし、1回は本場のピザを食べとかないとね。Sくんのコミュ力はここでも遺憾なく発揮され、ピザ屋でおばちゃんと盛り上がっていた。すげぇわ。それと、ピザ屋の息子さんがめっちゃ賢いことが発覚した。
帰宅して、部屋のベランダで夕食兼晩酌をする。安定。ピザはうまいし、ビールもうまいし悪い点が何一つない。最高!
少し雲が怪しくなったところで部屋に入ると、すぐ豪雨が。神回避!