yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

2022 夏合宿ヨーロッパ班 5日目 --ドロミテ街道その2--

今合宿もいよいよ折り返し地点を過ぎ、後半戦に突入しました、5日目です。
4日目に続きドロミテ街道を走るわけですが、前回書いたように、この日は1.5日分の行程をまとめて行うことになり、結局峠を4つのぼる、今合宿1,2を争うガチ日となりました。

 

 

一目でわかる5日目の行程

88.5 km, 1840m up, 3120m down
AからBへ向かう。

 

本文

5時起床、6時15分出走。午後からpordoi峠は雨になるのを知っていたので、午前中にpordoi峠へ行けるように、早めの出走をすることに。出走時点ですでに雲行きが怪しくなってはいたが、言うて晴れていたので走り出すことに。

出走して20分くらいしてから撮影した写真。キャンプ場のあたりは既に雨雲が!

 

走り出して30分くらいして雨がザーザー降り出す。萎え。近くの小屋の軒下で雨が弱まるのを待つ。

かなり本格的な雨で萎え

 

旅行班の正装、ゴアに着替えるSくん


15分くらい待つと雨が弱まったので再出走。だんだん雨は弱まり、途中から雨が止む。斜度5%近くを上るしんどい坂ではあったが、なんとか本日1つ目の峠、Campolongo峠に到着。若干ガスっていた気もする。

ゴアを着たからか、雨も弱まり走りやすくなる

 

この日1つ目の峠、Campolongo峠。この頃には雨は止んでいた。


峠を下り今度はArabbaと言うアーバンへ。どうしても晴れのpordoi峠を見たいので、Arabbaはスルーした。大本命のpordoi峠を目指す。

Campolongo峠の下り。写真真ん中右に写る街がArabba。

 

Arabbaの教会

 

序盤からしんどいぜ!

 

これでもまだ序ノ口なのがPordoiの怖いところ

はじめは曇っていたが、登るに連れて空が晴れてくる。標高が高くなると雲が消え、天気が良くなった。

だんだん雲が薄くなり、空が明るくなる。

 

神々しい

 

オネもすごいんじゃ

 

Pordoi峠手前にある小屋周辺にて。晴れてきたああああああ!!!

 

写真右にある建物がPordoi峠

 

コンスタントに斜度5%のしんどい坂ではあったけど上り切る。corvara(キャンプ場のあった街)では曇りで少し不安だったけど、ちょっとずつ晴れてきて、峠では無事晴れる。ゴアを着ながら峠をのぼった甲斐があったかも!?

Pordoi峠

 

ジロ・デ・イタリアの記念碑。過去の優勝者の名前が横に刻まれている

 

pordoiでSと写真を撮り、その際に写真を撮ってくれたおじさん(ローディーでめっちゃ速い)と仲良くなる。pordoi峠は11時くらいから雨が降ること、新しいルートではまだアップがあることからお土産を買ってすぐ出走した。

明け方の雨が嘘のような晴れ具合

 

他の峠もそうだけど、峠まであといくつカーブがあるのか教えてくれるので、ありがたい

少し下って今度はsella峠を目指す。ここもワインディングがすごく、反対側からpordoi峠が見えるので、どのくらい登ったかがひと目でわかりやすかった。(ちなみにpordoi峠とsella峠はほぼ同じ標高)。しんどかったけど、なんやかんやで11時前にはsella峠に到着し、ここも良い天気に恵まれる。

Sella峠へ向かう最中。写真真ん中ちょい右にある小屋がpordoi峠。

 

sella峠もエグいぜ

 

峠手前の道にて

 

sella峠

 

イタリアの国旗の横にあるやつ、ファミマじゃね!?

 

峠から見た見晴らし。やっぱすげえよ、あんた!

 

写真を撮りつつsella峠の下り、これでドロミテ街道ともさよならバイバイ。2日間いい景色をありがとう。

ドロミテ街道の下りはどこもすごい!

 

峠を下ったところにある町並みが軽井沢的な別荘街っぽいし、町並みきれいで良かった。祖谷みたいに崖に反り立っている感じもよい。

街並み

 

高速道路を避けるために国道を少し外れてアップ。このアップがこの日1番しんどかった。確実に10%以上コンスタントにあったし、ひどいところだと16%だったので萎えた。道路にめっちゃ文句を言っていた。

あまりにしんどすぎて、峠道の途中、一時脱班しようか本気で悩んだけど、Sくんのスマホが電池3%って言ってたし、Sくんが電池切れで遭難したら良くないと思い頑張った。

峠道からみた街並み

 

は?

 

この道路、マジでアホ。しんどすぎ。

 

峠の途中にあったアートギャラリー。こいつがいたから頑張れたまである。

 

13時に峠につく。見晴らしは他の峠に比べるとそこまででもなかったかもしれないけど、やりきった感のある峠だった。峠で写真を撮る際、ほぼ同時についたロードのおじさんがこちらに話しかけてきた。どうやら東京に2回来たことがあるらしい。マジかよ!峠着いたとき、「峠、お前ふざけんなよ!マジいい加減にしろ!!」って日本語で文句垂れていたのがダダ漏れだったかもしれないと思うと恥ずかしくなった。

本日最後の峠、pinei峠!

 

峠を下る途中、イタリアで一番キレイな街と自称する街があったので少し観光。イタリアなのにドイツ語も多く、割とドイツっぽい町並みだった。

自称に違わず、全体的にきれいな街だった。



市役所。きちんとドイツ語で"Rathaus"(ドイツ語で「市役所」という意味)と書いてある

 

街の外れから見た街並み

 

ここでSくんのスマホが電池切れになったので、CLを交代することに。少し不安だったけど、なんとか下界のサイクリングロードに到着し、そこからは処理ゲー。

こんな感じの道をひたすら20km近く走り続ける

 

Bolzaonoにある謎の凱旋門。これもどうやら、第一次世界大戦がらみの建物らしい

 

Bolzanoの街並み。今合宿で1番のアーバンかも。


自分もスマホの電池との格闘はあったものの、機内モードにしたことで、なんとか1%残してホテルに到着。ギリ耐えた!チェックインを済ませ、そのときにホテルからBozen cardなるものをもらう。どうやら、そのカードで街の公共交通機関や美術館を無料で利用できるらしい。せっかくなので、そのカードを使って近くの美術館を観光することに。ランドリーを回している間に美術館へ向かう。美術館ではOtzlという石器時代(6000年前)のおじさんを中心に当時の石器やら生活品やらを展示していた。元値の13ユーロで行くかと言われるとうーんみがあるが、タダだったしまあいいや。

美術館。石器時代のおじさん1人の展示に建物丸ごと使っていて、1周回ってすごいと思う。

 

Otzlおじさん

 

ランドリーを回収し宿へ。この辺あたりから雨がポツポツ降ったり止んだりを繰り返すように。ホテルへ戻りランドリーとかを干してから買い出しへ。スーパーの近くにpizzariaがあったので、ついでにそこで夕食のピザを買う。イタリアいるんだし、1回は本場のピザを食べとかないとね。Sくんのコミュ力はここでも遺憾なく発揮され、ピザ屋でおばちゃんと盛り上がっていた。すげぇわ。それと、ピザ屋の息子さんがめっちゃ賢いことが発覚した。

実は今合宿初のpizzeria

 

帰宅して、部屋のベランダで夕食兼晩酌をする。安定。ピザはうまいし、ビールもうまいし悪い点が何一つない。最高!

最高の夕飯

 

少し雲が怪しくなったところで部屋に入ると、すぐ豪雨が。神回避!