yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

2022 夏合宿ヨーロッパ班 7日目 --Stelvio峠--

いよいよ夏合宿7日目。

これまでいろいろな峠をのぼっていきましたが、ついに大ボスStelvio峠との対決です。今合宿最高峰の2760mという高い峠に挑みます!

 

 

 

一目でわかる7日目の行程

56.8 km, 1750m up, 1850m down
AからBへ向かう

 

本文

5時起床、6時45分出走。朝個装を済ませてすぐ出走。ステルビオとの格闘が始まる。そこそこの斜度のグネグネがひたすら続くので、適宜休みながら走る。早朝だからか、走りやすい。

峠までカーブがあと40個あるだと!

 

ワインディング周辺は斜度がエグい

施設周辺の斜度がとてつもないことになっていたので、一時休憩

 

グネグネは3部構成になっていて、第二部あたりから峠の小屋っぽいのが見え始める。(実際は別の建物で、この建物の標高はStelvio峠より少し高い。たぶん観測所かなんかだと思われる。)峠まであといくつカーブがあるかの看板や道路にあと5kmみたいな落書きがあるので、永遠に続くような萎えはなく、ゴールを見据えながらひたすら漕ぎ続ける感じであった。

第二部もしんどい坂。赤丸内にある建物をStelvio峠だと勘違いしていた。

 

途切れた路面。昔、事故でもあったのだろうか?想像するだけで怖い

 

ガードレールが万里の長城みあるのは気のせい!?

 

第二部のワインディングも苦戦した

 

いよいよ第三部。最後の戦い。ここまで来ると、Stelvio峠の本当の小屋やネットでよく見るワインディングが姿を現した!

第三部。最後の戦いの始まり

 

だんだんゴールが近づいてきた!

 

少し視線を外せば、こんな絶景が!

 

いや冷静じゃねぇ

 

峠最後(裏声)のカーブ。もうゴールは目前!

 

9時半頃に峠につく。乗鞍畳平より標高がちょっとだけ高いし、もしかしたら数年ぶりに人生車道最高地点更新したかも。

写真を撮ってから土産を購入。Sくんはテンションが上がり、stelvioレージャーを買っていた模様。

着いたああああああ

 

峠で記念撮影!

 

さすがイタリア!マネキンがジョジョ立ちしておる!

土産を買ってから、真の峠(展望台)に行き、ステルビオの全貌を見に行く。本当にすごい見晴らしで、2人で感動していた。

展望台横にあるレストラン

 

これをのぼったというのか、俺たちは…

 

見晴らしを堪能してから下りはじめる。こちらも景色がよく、適宜写真を撮った。

上りほどではないかもだけど、下りもグネングネンしている

 

スイス国境付近でちょっと(20mくらい)アップをし、三国峠で撮影なんかしちゃう!あれ、この辺ってオーストリアの領土だったっけ?

地味にこたえた20m up

 

三国峠。正式名称はUmbrail峠。ここも第一次世界大戦ゆかりの地らしい

 

そこからさらに下り、スイスの下界へ。町並みがドイツやオーストリアのそれとは違い驚く。

下りもすごいのよ

 

スイスの街並み

 

やっぱりドイツっぽくないよなぁ

 

たぶん教会!?

 

さらに下り、イタリアに戻る。スイス滞在時間は1時間くらい!?

通関ゲート

 

イタリアに戻ってきました!

 

イタリアでもしばらく下り。それにしても、イタリアの下界は暑いしムシムシしていたので、日本の夏っぽかった。誰だよ、ヨーロッパの夏は乾燥していてさっぱりしている、とか言ったやつ。

イタリア入ってすぐの教会

 

湧き水という名のコスパ水。たぶん硬水

 

蒸し暑いのにダラダラのぼるから、だるいことこの上ない

 

最後の峠を登り始めたあたりでpizzeria があったので昼飯。ピザうめぇ。

イタリアでピザを食べるのは、もはや義務!

 

名門ピザ屋でしたわ

 

暑いのでそばのスーパーで水を買う。そして出走。雨予報があって急いでいたことや、蒸し暑かったからか、大した斜度ではないのに漕ぐのがしんどかった。

Stelvioに比べるとゆるいんだけど、ダラダラ続く長いアップ。
実は本当のラスボスはこいつだったり

 

今合宿最後(裏声)の峠。今合宿のアップが98%くらい終わった。そばに湖がある。

 

イタリアだけど、ドイツっぽい街並み

 

アップが終わり少しくだったところが本日の宿。安定。サウナや朝食付きだなんて…。サウナは貸し切り状態、無料、気持ち良い、という快適三銃士が勢ぞろいで最高だった。ちなみに、Sくんによると、ミュンヘンのサウナは混浴でヌードらしい!しかもエッチなお姉さんもいるらしい!!いつか行ってみたいものだ。

 

夕食に宿のそばにあるpizzeriaへ向かうも、その時は満員で「20時に来い」と言われる。その間、ロビー横の部屋にあったギターをSくんが引き、プチリサイタルで時間を潰す。ギター歴10年のSくんの腕は伊達じゃなかった。

リサイタルなう

 

20時になったあたりでピザ屋へ。Sくんが鹿のグーラッシュ、自分がピザとパスタを注文すると、

 

僕「パスタとピザお願いします!」

店員「お前冷静か!?パスタもピザも量多いよ?(両手で大きく円を描いて、ピザの大きさをジェスチャーしながら)」

僕「!?それなr…」

Sくん「彼はいっぱい食べるから」

店員「それならいいんだ」

僕「!!」

 

…。図らずして量爆になる。なえ。注文してたワインより先にパスタが届く。残すのはヤバいと思い、急いでパスタを食す。

1回戦パスタ。急いだあまり、スプーンをツッコんだまま撮影してしまう。行儀悪い。

 

パスタを食べたあたりでワインが来たので乾杯。その後、ピザ、鹿のグーラッシュが届き夕食を食べる。Sくんはおしゃれなイタリアンらしく優雅に食べていた(服はStelvioレージャーでTPO()だったけどね!)が、自分はそんな余裕もないので必死に食べる。

ピザ!確かに店員さんの言う通りデカかった。

 

鹿のグーラッシュ。一口味見したけど、めっちゃ美味かった!

 

名門レストラン。1回は来てみてもいいんじゃないかな?

 

夕食をなんとか完食してからは、お互いの話やら今回の合宿の思い出に浸る。22時ころ会計。店員さんは、僕が2つとも完食したのを知り喜ぶ。少しだけ店員さんとの絆が深まった気がした。

宿に戻ると、疲れてそのまま寝る。もう夏合宿も終わるのかと思うと、少し寂しくなった。