いよいよ夏合宿7日目。
これまでいろいろな峠をのぼっていきましたが、ついに大ボスStelvio峠との対決です。今合宿最高峰の2760mという高い峠に挑みます!
一目でわかる7日目の行程
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5時起床、6時45分出走。朝個装を済ませてすぐ出走。ステルビオとの格闘が始まる。そこそこの斜度のグネグネがひたすら続くので、適宜休みながら走る。早朝だからか、走りやすい。
グネグネは3部構成になっていて、第二部あたりから峠の小屋っぽいのが見え始める。(実際は別の建物で、この建物の標高はStelvio峠より少し高い。たぶん観測所かなんかだと思われる。)峠まであといくつカーブがあるかの看板や道路にあと5kmみたいな落書きがあるので、永遠に続くような萎えはなく、ゴールを見据えながらひたすら漕ぎ続ける感じであった。
いよいよ第三部。最後の戦い。ここまで来ると、Stelvio峠の本当の小屋やネットでよく見るワインディングが姿を現した!
9時半頃に峠につく。乗鞍畳平より標高がちょっとだけ高いし、もしかしたら数年ぶりに人生車道最高地点更新したかも。
写真を撮ってから土産を購入。Sくんはテンションが上がり、stelvioレージャーを買っていた模様。
土産を買ってから、真の峠(展望台)に行き、ステルビオの全貌を見に行く。本当にすごい見晴らしで、2人で感動していた。
見晴らしを堪能してから下りはじめる。こちらも景色がよく、適宜写真を撮った。
スイス国境付近でちょっと(20mくらい)アップをし、三国峠で撮影なんかしちゃう!あれ、この辺ってオーストリアの領土だったっけ?
そこからさらに下り、スイスの下界へ。町並みがドイツやオーストリアのそれとは違い驚く。
さらに下り、イタリアに戻る。スイス滞在時間は1時間くらい!?
イタリアでもしばらく下り。それにしても、イタリアの下界は暑いしムシムシしていたので、日本の夏っぽかった。誰だよ、ヨーロッパの夏は乾燥していてさっぱりしている、とか言ったやつ。
最後の峠を登り始めたあたりでpizzeria があったので昼飯。ピザうめぇ。
暑いのでそばのスーパーで水を買う。そして出走。雨予報があって急いでいたことや、蒸し暑かったからか、大した斜度ではないのに漕ぐのがしんどかった。
アップが終わり少しくだったところが本日の宿。安定。サウナや朝食付きだなんて…。サウナは貸し切り状態、無料、気持ち良い、という快適三銃士が勢ぞろいで最高だった。ちなみに、Sくんによると、ミュンヘンのサウナは混浴でヌードらしい!しかもエッチなお姉さんもいるらしい!!いつか行ってみたいものだ。
夕食に宿のそばにあるpizzeriaへ向かうも、その時は満員で「20時に来い」と言われる。その間、ロビー横の部屋にあったギターをSくんが引き、プチリサイタルで時間を潰す。ギター歴10年のSくんの腕は伊達じゃなかった。
20時になったあたりでピザ屋へ。Sくんが鹿のグーラッシュ、自分がピザとパスタを注文すると、
僕「パスタとピザお願いします!」
店員「お前冷静か!?パスタもピザも量多いよ?(両手で大きく円を描いて、ピザの大きさをジェスチャーしながら)」
僕「!?それなr…」
Sくん「彼はいっぱい食べるから」
店員「それならいいんだ」
僕「!!」
…。図らずして量爆になる。なえ。注文してたワインより先にパスタが届く。残すのはヤバいと思い、急いでパスタを食す。
パスタを食べたあたりでワインが来たので乾杯。その後、ピザ、鹿のグーラッシュが届き夕食を食べる。Sくんはおしゃれなイタリアンらしく優雅に食べていた(服はStelvioレージャーでTPO()だったけどね!)が、自分はそんな余裕もないので必死に食べる。
夕食をなんとか完食してからは、お互いの話やら今回の合宿の思い出に浸る。22時ころ会計。店員さんは、僕が2つとも完食したのを知り喜ぶ。少しだけ店員さんとの絆が深まった気がした。
宿に戻ると、疲れてそのまま寝る。もう夏合宿も終わるのかと思うと、少し寂しくなった。