4日目です。この日(というか3日目)から最終日前日まで1400m up以上の日が続きます。この日はその第二弾、ドロミテ街道ということなのですが、はたして…。
一目でわかる4日目の行程
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6-7半。ミズーリナのキャンプ場で朝飯をとり、出走準備。トイレに行くと、1つが便座なし、1つが和式、もう1つは紙がないというコンボで萎える。仕方がないのでトイレから戻ると、Sくんが若い女性にナンパされているではありませんか!!どうやら、その女性もチャリ旅をしていたらしく、パッキングについて話していたらしい。
女性「あなたも自転車旅行しているの?」
Sくん「そうなんですよ。1週間ちょっと自転車旅行するんです。」
女性「それなのに、このパッキング!?普通はこっち(僕の自転車のパッキング)みたいになるよね。軽そー--!!すごい!かっこいいい!!」
みたいな会話をしていたんだとか。(Sくんからのまた聞き情報をもとに自分で再現しています。)やっぱり、Sくんは海外でもモテるんですわ。圧倒的差を見せつけられる。
キャンプ場が後払いシステムなので、料金を払ってから出走。わりと人が並んでいるうえ、どの人も管理人となにやら揉めていたので、支払いに時間がかかる。萎え。今合宿で1番標高が高く、1番民度の低いキャンプ場だった。
出走してまずcortinaを目指す。Misurina湖沿いの景色最高すぎる。
峠を下ると、いよいよcortinaの街へ。
cortinaで朝市が開催されていたので少し見ていくことに。
ついでにcortinaも少し観光。
cortinaを過ぎ、いよいよドロミテ街道に突入!早速アップがはじまる。
どうやらFalzarego峠まで続いているらしく、20km弱上りが続く。まあ長いこと、長いこと。
15km漕いだところで、ロープウェイがあったので、ロープウェイに乗り換えて、cinque torriを見に行く。
天気もよく、5つの岩がくっきり見えた!Cinque torriってイタリア語で「5つの塔」って意味らしく、トレチネと違って、どの岩がcinque torriかわかりやすくてよかった。cinque torri、チンゲ トーリ、チン毛通り。はい、すみません。ちょっとふざけたかっただけなんです。
とりあえず岩の周辺を1周した。人が多く、じいじばあばの観光集団なんかもいたり(イタリアだけに)。
1周をしてからロープウェイ乗り場に戻り再出走。残りの3kmをどうにかこなし、ようやくFalzarego峠へ!峠の景色がめっちゃ開けていて、良さの塊だった。
売店で土産を買い、再出走。真の峠(Valparola峠)へ向かう。700m 95upなので緩めかと思いきや、そこそこしんどい坂だった。
Valparola峠から見える景色や下りはとてつもないくらい最高で、Sとちょいちょい止まりながら写真を撮る。下ってから今度はまた緩め(!?割としんどかった)のアップをし、corvaraの街へ。
corvaraに入って早速買い出し。昨日(3日目)のスーパーもそうだったんだけど、ペットボトル2本買っているのに、わざと3本買ったことにしようとする個数詐欺に遭いそうになり萎える。(どちらもその場で指摘をし、事なきを得た)。なんというか、そういう数ごまかすの流行っているの?それとも、イタリア人は数が数えられないお馬鹿さんなの?、という良くない気持ちが渦巻き、すごいイライラした。
買い出しを済ませたら、キャンプ場へ。夕食はツナマヨネーズパスタにだったんだけど、エピの燃料切れで、パスタ二回戦を作っている最中で燃料切れ。萎え。仕方ないのでパンやポテチを使ってツナマヨを消化。ツナマヨをつまみにビールを飲みつつSとおしゃべり。最近、いろいろ悩んでいたことをSに聞いてもらえて、本当にありがたかった。
この日のキャンプ場は、管理棟がカードで入出制限されているからか、民度が高く、シャワーもしっかり温水が出るので名門だった。シャワーを浴びてゆとゆとしていると、明日の天気が怪しいことが発覚し、Sと今後のプランについて話し合う。明日のキャンプ場が夕方から夜通しで土砂降りの雨らしく、キャンプ場から下ってBolzanoという街まで行くと雨を回避できるらしい。Bolzanoは本来2日後の行程なんだけど、無理やり明日に押し込むことに!急遽明日のプランを変更した結果、同じ行程で(何なら峠が2つ追加された状態で!)夏合宿を1日短くするという暴挙に出ることとなった。こうしてゆとり日が消滅したのである。