yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

2023 夏プレ 1日目 イストリア半島

お久しぶりです。yurikaです。

先月2週間くらい使って、自転車旅行をしたので、これからしばらくその辺のことを書いていこうと思います。まだ3つくらい記事を書いている途中のものがあるんですが、ひとまず記憶の新鮮なうちに夏プレ・夏合宿の記事を先に仕上げていこうと思います。

 

夏プレ0日目はただの移動日だったので割愛。1日目から書いていきます。

 

 

一目でわかる夏プレ1日目

76km, 1020m up, 1030m down。AからBへ向かう。



赤丸で囲った地域をイストリア半島と呼び、この日はこの半島の海岸処理をした。

 

本文

この日はイタリアからスロベニアを通ってクロアチアへ行った。

7時起き9時出走。朝Triesteの街を一通り見てからチエックアウトする。

ギリシャにありそうな宮殿(ギリシャに行ったことない人並感)



トリエステの広場

 

港町っぽい景色

 

丘の上にある教会へ向かう途中の道にて。いい街並み。

 

教会。朝行くとボーイスカウト的な少年たちが集まっていた。

 

カトリック教会にしては質素な内部。

教会の横にあった像

 

トリエステの街並み

 

でけえ船!

 

インスタ映え!?

 

こんな石碑もあった

Triesteは一方通行が多くてTriesteを出るのに時間がかかるし、ちょいちょい道を間違えたので、萎えながら走った。スロベニアの国境で道を間違えたとき、民家の犬にワンワン吠えられ萎える。

道に迷ったときに撮ったと思しき写真

 

トンネルっぽく見えるけど実は橋。最初間違えて橋の上に行ってしまい、犬にほえられた。ちなみに、橋の先は国境。

 

なんやかんやでスロベニアの国境へ。国境は意外にも呆気なかった。イタリア、スロベニアの国境はモワッとした暑さが漂っていて、日本のような蒸し暑さがあった。スロベニアから見るトリエステ湾は言うて良さ。

イタリア・スロベニアの国境。

 


スロベニアは斜度が一部エグい上に熱中症にかかって、走るのがしんどかった。最後のグロ斜度は押して歩いた。峠くだってすぐのところにバーがあったので、そこでコーラを飲みつつ休憩。

暑さと坂のエグさで一時K.O.

 

夏プレにふさわしい激坂!?

 

反対方向から見る景色は素晴らしいんだがなぁ…

 

クロアチア国境は先ほどの国境に比べ検問所があるししっかりしていたが、検問所には職員はいなかったし、実質飾りだった。何事もなく入国する。入国直前あたりから緩めの上り坂が続き、めっちゃ暑かったので、スーパーでアイス買ったり水を買って体を冷ます。

スロベニアクロアチア国境のスロベニアサイド。スバルラインみある。

 

スロベニア側の検問所を少しのぼると今度はクロアチアサイドの検問所へ。

 

国境越えてからもしばらくアップ。その途中に撮った写真。

 

クロアチアcolaがマジガラナ。風味も味も完全にガラナのそれ。

 

坂を登りきったあたりで、変速が突然ガチャガチャ言いだし急にペダルが重くなるも、「ここ(20m先くらい)でいったんアップが終わるし」と思い頑張ってペダルを踏みこむと、急にペダルが軽くなる。「チェーンが外れたのかな!?」と思ってチャリを見てみると、びっくり!なんとチェーンが千切れてヘビのように地面を横たわっていた!

チェーンを回収し、ひとまずディレーラーに取り付けてみるも、すぐ外れてしまう。上に上がった8の字をもとの位置に戻そうとするも、硬すぎてもとに戻せず…。

 

自転車旅行歴11年目にして初めてのアクシデントで少しテンパるも、目の前のパン屋に入り、近くにチャリ屋がないか聞いてみる。ルートの1kmくらい手前に二輪に自信ニキがいるらしいが、あいにくそのおじさんはチャリのチェーンを持ってなかったらしい。google mapで近くのチャリ屋を調べると、怪しげなチャリ屋「Istria bike lab」なる店を見つける。店内の写真が皆無だし、ウェブサイトもないので不安だったが、他に近いチャリ屋が30km先だったので、背に腹は代えられず、8km先にあるそのチャリ屋まで押して歩くことに。日差しが強くて気温も35度あるうえ、日陰が少ないので、押して歩くだけでもかなりしんどかった。むしろチャリ漕ぐよりしんどかったかも。下りは自転車に乗れたけど、下りは全体の1/3くらいだったのでほとんど押して歩く。結局チャリ屋まで8kmの道のりに1時間半弱かかった。

 

チャリ屋の住所の近くへたどり着くも周辺は民家ばかりで、それらしい店が見つからない。「こりゃダメか」とめっちゃ不安になるも、ダメ元で近くを遊んでいた少年たちに「Oprostite!(クロアチア語で「すみません」の意)」と声をかけると、少年たちは家の中に逃げ込んでしまった。オワタ\(^o^)/。そう思っていた矢先、その家からおばちゃんと20歳くらいのお兄さんが出てきたので、事情を説明しチャリ屋がないか聞き込みをする。どうやら、そのチャリ屋はダビドさんの家らしく、自分が想像していたチャリ屋はないとのことだった。それでも、ダビドさんは自転車に詳しいことで周辺住民には定評があるらしく、その2人に取り次いでもらい、なんとかダビドさんを紹介してもらう。

 

ダビドさんに会い、自転車旅行中にチェーンが完全にちぎれたことを伝えると、修理してくれることになった。神!ダビドさんとおばちゃん、お兄さんがマジで神々しく見えた。ダビドさんは普段チャリの仲介メインで修理とかは全く受け付けてないらしいが、旅行先の事故ということで特別に見てもらう。本当にありがたい。いくら感謝してもしきれない。

ダビドさんからのおもてなしを受けつつ自転車の修理を待つ。

 

1時間くらいして修理が終わり、自転車の状況について話を聞く。どうやらチェーンのつなぎの8の字みたいなやつがグニャっと曲がっていたのが原因らしく、グニャリは目で見てわかるレベルだった。3週間くらい前にチャリ屋でチェーンを変えたばかりだったし、もしかしたらその時のチェーン交換が雑だったのが原因だったのかもしれない。あと、ダビドさんは自分をすぐ日本人と見抜いていてビビった。以前の記事でも書いたかもだけど、クロアチア人の日本人を見抜く目すごすぎない!?

完全復活したチャリ!

 

それからもしばらくダビドさんと雑談したところ、彼は川崎のバイクレースに参加するために以前2回来日していたらしい。マジかよ!修理したチャリと一緒にダビドさんの自転車も見せてもらえた。お礼言って、修理代を払いダビドさんと別れる。

MTBトライアスロン用の自転車を持っているらしい。他にもバイクが数台あり、とりあえずダビドさんが無類の二輪好きであることがよくわかった。


それからはダビドさんに教えてもらった道で元のルートに戻り、処理ゲーでアドリア海を横目に天橋立もどきを渡る。チェーンが付いて生き返った感じ。

ヒャッホー!!

 

天橋立っぽい景色。

 

時間によって青い部分が開いたりするらしい。手結港かよ。

 

Porec前のダートは走りづらいし長いしで萎えた。許すまじkomoot。せっかくだしダート入れとくか的なノリでダートを入れないでくれ!、komootさんよぉ!おかげで後輪のブレーキが片効きになったっぽい。萎え。

これは冷静じゃないぜ、komootさんよ!

 

地面ガタガタ系のダートでめっちゃ萎えた。こういうのは腕にくるからつらい。

 

メカトラに見舞われたものの、目的地のPorecには19時に着く。Porecはヨーロッパの湘南って感じで、きわどい水着のお姉さんやパリピが多かった。

Porecのビーチ。ここはビーチの端の方だからあまり湘南感ないかもだけど、中心部はもっと湘南みがあった。


Porecについてまずチェックイン。宿のおばちゃんがやたらドイツ語を喋ってきたので驚いた。クロアチア語じゃないんかい!チェックインを済ませてからは、かなりにも体が臭かったので、シャワーを浴びてから外出。観光ついでに街中へ。街中は人が多く、メジャーなレストランはどこも混んでいたし、アパートのおばちゃんがオススメしてくれた店は3つ中2つ定休日だったので、夕食はpizzeriaでピザを食べた。帰りにスーパーでガラナもどきとビールを買って晩酌をした。

Porecの中心部は人が多かった。

 

夕日が映えるPorecの海岸沿い

 

めっちゃHなお姉さん。マジレス、Hなお姉さんたちは海岸の方にいた!(真理)

 

かつて要塞だったけど、今は高級レストランに。高すぎて手が出せず敢え無く撤退。

 

街の中心部にある教会。

 

ここも港町っぽさあるなぁ。

 

いい街並み

 

♂と♀の融合!

 

トラブルに見舞われたものの、1日で2回も国境を超えるという貴重な体験をした一日だった。