5日目です。いよいよイタリアを離れフランスに入ります。この日は距離こそは短かったのですが、アップが30km以上続く萎え日でした。
一目でわかる夏合宿5日目
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6時起き、7時出走。寒さのあまりに目が覚める。強度がアホヤバなのでマックスさんより早めに出走。旅行班での経験で出走準備が早くなったのが功を奏した。昨日同様に序盤はゆるい〜ややきついレベルの坂を上る。5kmあたりで3分後に出走していたSくんと合流。10km過ぎたあたりから急に厳しくなり登るのがしんどい。昨日暑い中ここまで来ていたらと思うとゾッとした。
1kmくらいの激坂を超えてまたややきつい坂を登ると、今度はダム湖が見えてくる。言うて名門だったかも!?
ダム湖を軽くスルーしてからChianaleへ。結構古風な町並みが広かっていた。レストランでトイレ休憩をしているときに、教会を始めとした古い町並みは1797年時点で存在していたことを知り、二人で驚く。国境だからか、まだイタリアなのにレストランの店員のお姉さんはフランス語を話していた。
その後ゆっくりしてから出走。ここで遅れて出走したマックスさんと一時合流するもすぐに千切られる。古い町並みを出てから早速激坂の始まり。14%の看板が出てきたときはビビった。
総じて10%のアップでインナーに入れていないと漕ぐのがしんどかった。たまに九十九折の曲がり角でエグいアップがあったのも萎えた。それでも一昨日よりは意外にも登りやすかった気がする。グネグネの写真を撮りつつゆっくり登る。
12時半くらいに峠につく!最後は緩かったので、アウターで思いっきり漕いだ。峠はフランスとイタリアの国境だからか国境アピールがすごかった。
しばし写真を撮りつつ、峠のそばの丘に登って景色を一望。これまたすごい見晴らしだった。マックスさんはすでに丘を登った後だったので、Sくんと二人で景色を堪能した。
それからはフランス側を下ってヒュッテで昼飯。ハムのボリュームがすごく且つうまかった。チーズピザっぽいのもこれまた油っこくて少しジャンキーだけど、うまい。会計ついでにシールを回収した。昼飯を食べてからの下りでは、いい景色が多くよく立ち止まった。
15kmくらい下ってからキャンプ場へ。フランスの下りは、次の日以降もそうだけど、基本的に山が目の前に迫ってくるような迫力があってすごかった。ガードレールがないのも相まって終始緊張していた。
キャンプ場に着いてからは、スーパーが2km 200m downなので、二人が荷物を置いて買い出しをすることに。その間自分はキャンプ場で待つ。キャンプ場に戻ってきてからチェックインを済ませ、テントを立てたり、キャンプ場内の川に入ったり、Sくんの自転車のチューブを見たり(買い出しでパンクしたらしい)した。
それから今合宿初めての自炊!トマトソースパスタはうまかった。1回では物足りず、何回かパスタを茹でた。自分は2回戦はオリーブパスタ、3回戦はカレーパスタにした。マックスさんが醤油パスタ(パスタに醤油をつけただけのもの)を食べて、「まあ…うまいと思うよ!?」と忖度していて少し申し訳なくなった。
キャンプ場の受付そばで揚げもの(名前がわからない。ごめんね。)が売られていたのでみんなで食べた。うまし。夕食を済ませてから、シャワーを浴びて就寝。日が暮れてから急に寒くなってくる。標高2000m 恐るべし。