yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

2022 夏合宿ヨーロッパ班 3日目 --イタリア入国--

さて3日目です。

 

この日は、ついにイタリアへ入国します。

本来は40km 700m upのゆとり日だったわけですが、とある事情でガチ日になってしまい…

 

 

一目でわかる3日目の行程

58km, 1400m up, 700m down
AからBへ向かう。

 

本文

外が明るくなり、6時ころに目が覚める。この日泊まるキャンプ場の天気が夕方不安定らしいので、早めに出走することに。

朝食を済ませ、洗濯物を取り込んでから7時すぎに出走。昨日のサイクリングロードを漕ぎ続ける。

丘の上にある城はこの町(Sillian)の名所らしい。

 

10kmしないうちにイタリアへ。思ったよりあっけない国境でわろた。

これが国境。ほぼ県境じゃんけ!

 

車道に視線をずらすと国境ゲートっぽい建物が。よくよく見ると、窓がイタリアカラーになっている!?

 

イタリア入国してからもしばらくはゆるいアップ。

これが自転車道ってマジ!?

 

線路との並走区間が終わったあたりから、斜度がだんだん急になってきた。

JOJOにのぼっているねぇ

 

教会(!?)とその背後にそびえる山々

 

分岐のあたり(一目で見るの図でいう36kmあたりのカクッとしたところ)で斜度はきつくなり、最終的に12%の坂道に。

激坂のはじまり

 

終盤マジしんどい

 

それでも、11時に目的のMisurinaに到着。

この日もなかなかしんどかった

 

Misurinaに着いて、ひとまず買い出しへ向かう。昨日の自炊でニンニクが余ったので、今晩もペペロンチーノにすることに。そんなわけで、ベーコンを買う。オーストリアでのトラウマから水を心配していたんだけど、水売り場を見たら、なんと軟水が売っているじゃありませんか!やったぜ!!こんな田舎のスーパーでも軟水を取り扱ってくれるイタリア大好き♡♡

スーパーへ行く道にて。目の前にある湖がMisurina湖。芦ノ湖みたいに一気に視界が開ける。

 

スーパーの目の前にはこんな景色が!

 

買い出しをしてから、キャンプ場着。テントを立て、荷物を整理する。それからはMisurina湖を徒歩で1周した。見晴らしは相変わらずすごい。

Misurina湖

 

 二外イタリア語選択のngo曰く、Misurinaは「ミズーリナ」って読むらしい。水-リナって思えば、割と直観にあっているかも。

 

標高1700mなのに気温が29℃もあり暑かったので、休憩がてら途中でお土産屋に立ち寄る。そこで、自分はMisurinaシールを買う。Sも何か刺繍を買っていた。曰く、ご当地の刺繍を集めているんだとか。また、Sからイタリアは任意の店でカード決済できることを聞き、驚く。イタリアすげぇ。

お土産屋。日本の国旗もあるぞ!

 

Misurina湖1周してもまだ昼の1時。3時から雨らしいけど、あれっ、時間余ってね?、ってことで僕が思わず、

「言うてトレチネ(Tre Cime)行くかぁ~~」

と言うと、Sがすかさず

「いいねぇ、〇〇(僕の本名)くん!言うて行くやで!!(マジキチスマイル)」

と返事をしてきた!思ってたんと違ーーう!!!(僕は「言うてテントでゆとろうぜ」という答えを期待していた。)

Sがトレチネのルートを引いたところ、8km 700m upらしいことが発覚。いうて、行くかぁとなり、トレチネへ。プラン外アップここに爆誕。萎え。

 

とはいえ、まいた種は自分だし、大人しくあきらめてトレチネを目指すことに。序盤からGlocknerと同じかそれ以上のバカアップが続き萎える。キャリアに荷物を積んでいないのが唯一の救い。

序盤からいかれてやがるぜ!

 

途中下ったかと思いきやまたエグい坂になり、それが最後まで続くので、荷物なしとはいえ、しんどかった。

トレチネ唯一の休息地点。そばに湖がある。

 

休息地点から少しのぼって少し下ると料金所。ここも自転車は無料(コスパ!)なので安心しよう。
ここから地獄第二ステージが始まる。

 

車のCMにありそうな道だ

 

斜度、あんたバカなんじゃないの!?

 

奥に見える湖がMisurina湖

 

なんとか自転車をこぎ続け、トレチネに到着。またしても標高2000m超えを達成!トレチネ着いてからは軽いハイキングをし、3つ(!?)の崖を拝む。まあ、トレチネ(Tre Cime)ってイタリア語で「3つのとんがり」って意味らしいし、崖が3つあるのは「それはそう」って感じか!?

ハイキング。Sはビンディング(自転車専用のくつ)でハイキングしていたし、たぶん初心者向け!?

 

トレチネ。正直、どの崖をトレチネと定義しているのかわからなすぎ。

 

ハイキングルートの見晴らしの良さは異常。30分くらいすると雲行きが怪しくなってきたので下る。下り始めたあたりでパラパラ雨が降り始めた。萎え。

 

下りも下りで大変。ポンピングブレーキって何ですか?

 

下っていると、料金所あたりで晴れ間が見え、雨が止んだ。下界へ戻ると、雨が降った形跡が!どうやら下界はもっとすごい雨だったらしい。トレチネに行って正解だったかも!?

 

この後、夕方からまた雨が降るらしいので、それを警戒してレストランに行くも、どこも夕食は準備中らしい。萎え。仕方ないので、ペペロンチーノを作った。dolomiteという地元のビールを飲みながら、ペペロンチーノを食べる。ベーコンがもともと塩コショウで味付けされていたため、それがいい感じのアクセントになり、ペペロンチーノはめっちゃ美味かった。2回戦のワカメスープを食べてからも空腹だったので、スーパーにまた向かい、ビールと水とつまみを買う。安定の晩酌。なんやかんやで結局雨は午後の一時的な雨だけという結果になり、またしても安定を勝ち取った。

 

晩酌のとき、Sくんの彼女が寿司専門学校に2ヶ月通い寿司を握る認定的なのを得たという話を聞き、ふと「サイゼリヤももしかしてイタリア料理専門学校の人が認定もらって〇〇店店長みたいなシステムを採用しているんじゃね!?」とよくない想像をしてしまう。想像していた時はめっちゃ面白いと思ったんだけど、今こうして書いてみると、めっちゃどうでもいいですね。はい。

 

晩酌を済ませるとシャワー室が空いたのでシャワーを浴びる。シャワーは温水出ないし、着替えするスペースがゼロなので使いづらかった。萎え。