yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

イースター マルタ旅行 1日目

さて、前回に引き続き今回は1日目です。この日はマルタを半周します。ついでに、ヨーロッパフェリー童貞も卒業することに!?

 

69.6 km、1040m up、1000m down。AからBへ向かう。



 

宿の朝食がバイキングで、ベーコンがやたら美味かった。9時頃チェックアウトを済ませ、出走。

空気がフニャフニャだったんだけど、空気入れを持ってくるのを忘れたので4km漕いだ先のチャリ屋で空気を入れてもらう。その後、A storeというホームセンターへ行き、輪行用のガムテープを購入。やっぱり、マルタのアーバンは思わぬ一方通行とかあるから漕ぐのがムズいわ。

マルタの国会。ホテルから徒歩1分くらいのところにあった。見た目はリヒテンシュタインの国会に似ている気がする。なんというか、おしゃれなお店の中に埋もれているので、違和感があった。例えるなら、表参道のおしゃれなお店のど真ん中に国会がある感じとでも言えばいいか!?

 

Vallettaの中央広場。ここから歩いてすぐのところに国会がある。

 

Vallettaの隣町、Florianaの繁華街にて。

 

10時20分あたりにいよいよ出走。マルタを思いっきり堪能するぞ!!

ということで、ひとまずフェリー乗り場まで向かうことに。アーバンな地域を離れると自転車用レーンがあって、基本走りやすかった。

左車線なのも相まって、日南あたりを走っているかのような錯覚に襲われた。

 

マルタでよく見かけるサボテンとアロエを足して2で割ったような植物。水がめっちゃ入ってそう。

 

こう見るとヨーロッパっぽい街並みなんだよなぁ



いい見晴らし

そこそこのぼったからか、伊勢から天理へ抜ける国道24号を走った時のような感動に襲われた。

 

フェリーが見えてきた!

 

海岸特有のアップダウンをこなし、昼ごろにフェリー乗り場へ。チケットを買おうとすると、施設内にいた担当のおばちゃんに「チケットは今買わずゴゾ島でこっちに戻ってくるときに買ってね」と言われ、お金を払わずそのままフェリーに乗ることに。お金を払わずフェリーに乗ることになったので少しビビった。(注: 次の記事でも書くかと思いますが、復路のフェリーで往復分のフェリー代を請求されるシステムになっています。無賃乗車ではないので注意。)

このフェリーに乗る瞬間はいつもワクワクするわ。

 

いよいよ乗船!さようなら、ヨーロッパフェリーバージン!

 

12時45分発のフェリーに乗りいよいよゴゾ島へ。ついにヨーロッパフェリーを解禁してしまった!

ついにヨーロッパフェリー童貞を卒業してしまった!

 

フェリー船内。日本のフェリーみたいに座敷でゴロゴロできるスペースはなかった。

 

フェリーは快適で移動のワクワクはすごかった。せっかくヨーロッパに来たし、フェリーでタイタニック号を真似た写真を撮ろうか考えていたら、横にいたカップルがそのままやっていて、「うーん」となった。やっぱりこういうのはみんな考えるものなんだな…。

タイタニックみある

 

マルタ島とゴゾ島の間にはさまっている、コミノ島。時間の関係で今回は行かなかったけど、次マルタに行くことがあれば行ってみたいなぁ。

 

マルタ島がどんどん離れていく

 

13時すぎに島に着く。20分くらいフェリーに乗っていたことになるかな!?フェリーを出るとき車のデッキの行き方が分からず焦ったけど、なんとかフェリーを出られた。フェリーを出てから早速アップ。萎え。

アップの途中から見たフェリー乗り場

 

上り坂で水を飲み切ったので、上った先で水を買うことにするも、1件目のスーパーは閉店していた!萎え。今回のマルタ旅行、グーグルの提案する店はたまに閉店しているし、道もよく工事中やら一方通行だったりで、うまく機能していない感があった。また、そのスーパーでサドルバックに鳥の糞がついていることに気づく。萎え。せっかく買ったばかりなのに…。フェリーに乗るときにはついてなかったはずだが…。

その後2軒目もまさか閉店!スーパー近くの家で飼われている犬にはギャンギャン吠えられるし、踏んだり蹴ったりだった。

仕方なく3軒目へ。3度目の正直が実現し、スーパーに着く!ここでようやく水を買うことに成功した!

ゴゾ島の街並み。行ったことないけど、中東っぽくないですか?こういう土壁ってザ・地中海性気候って感じがしていいですな。

 

アップを上りきったところで撮影。いい見晴らし。

 

きれいな花!

それからは本日の見どころの洞穴へ向けてアップをこなしていく。途中から徒歩以外通行禁止の道になった。洞穴の穴に近づくにつれて看板(ドローン禁止とか洞穴内撮影禁止とか)が多くなる。洞穴近くで見どころのネタバレを食らう。

ここから先は徒歩でしか行けない

 

ここのサボテンもどきは観光地にあるからか、DQNの皆さんが自分の名前を植物に彫ってて、うーんみが深い

 

盛大なネタバレ!めっちゃいい景色!

洞穴には女の子2人とそのお母さんと思しき3人組がいて、女の子2人はインスタ写真を撮っていて、お母さんはそばでタバコを吸っていて、得も言えぬ気持ちになった。洞穴内は写真撮影も火も禁止って書いてあったんだけどなぁ…。洞穴の見晴らしは洞穴直前の開けたところで見えた岸壁の景色とほぼ同じだったので、洞穴でなくても良かったかなとは正直思った。

 

ひとしきり観光してから再度出走。ゴゾ島北部にあるMarsalfornという街まで走る。ここでちゃっかり地中海の水を飲んでみるも案の定しょっぱかった。 東京湾に比べると辛くはなくマイルドではあったが…。

街が見えてきた!

 

地中海!色合いがちょっと東シナ海に似ているなと思った。

 

地中海の水しょっぺぇ

 

 

海岸沿いのベンチで休憩を少ししてから再出走。今度も岸壁なんだけど、きれいな断層面だった。そばには塩田もあった。

塩田と崖。ここもそうだけど、マルタって全体的に白っぽいよなぁ

 

果てしねぇ塩田だこと

これもどうだ!

 

海の色がきれいすぎるんよ

 

上の写真の反対側を向くとまた別の崖が!刑事ドラマで犯人を追い詰めるシーンに出てきそう。

塩田を過ぎたあたりで、新しい見どころのWied il-Mielaħという崖に着く。今回よく考えると崖爆発しているな!?ここも崖自体は素晴らしいんだけど、韓国人カップルがうるさいし、インド?アラブ系?のバカッターが崖の上行ったり大声で叫んだりしていて、うーんみが深かった。民度はお察しだったけど、景色はめっちゃ良かった。

いい崖

 

なぜ海水と横の水の色が違うんだろう?

 

崖を眺めるスポットまではこんな感じのアトラクション感あふれる細い道を歩く。

 

ちなみにこの崖、本来は絶滅危惧種の鳥の繁殖地だからということで観光名所化したんだとか。たまたま崖がきれいでより注目されたみたい。もし本当に鳥を保護したいのなら、バカッターが勝手に歩かないように規制をした方がよいのでは!?

絶滅危惧種の鳥らしい。自分はここで直接見ることはできなかった。

 

この段階で割とヘトヘトだったけど、まだまだ見どころが残っているので走り続けた。

タージマハル的な建物が気になった。調べてみるとカトリック バジリカらしい。

 

数十メートル上るとGharbという街に来たので少し観光。

Gharbの教会。疲れからか目の錯覚か教会の土壁が黄金に見えた。

 

GharbからこいですぐのところにSan Lawrenzという街に。島が小さいから街爆発も起きるんだな。

San Lawrenzに向かう道にて。ちょっと沖縄感もあるんだよなぁ

 

San Lawrenzから下って、今度はblue holeという観光地を目指す。blue holeは海抜0メートルだから当たり前っちゃ当たり前なんだけど、ここに来るまでにめっちゃ下ったので、帰りのことを想像しただけで憂鬱だった。それでも道中の景色は良かったのは確かだが。

 

blue holeでも崖が!

 

blue holeは左の写真みたいにきれいな色になるらしいんだけど、実際は濁っていた。まあこんなもんだよね…。水の色はどちらかというと東京湾holeでは!?ってくらい汚かった。

理想(左)と現実(右)

 

blue holeを出て、坂を上る。景色はいいんだが、そこそこの坂なので萎えるんだわ。

結構長い坂なのよ

 

見晴らしはいいんですよ

 

神々しい!?

 

段々畑では麦やら野菜やらが栽培されていた。

坂をのぼりきった段階で18時すぎてたのと、疲れたのと、雲域が怪しく偶に小さい雨粒が当たって萎えたので、ゴゾ島一番のアーバンvictoriaで宿を取ることにした。調べてみると近くに60ユーロの名門宿があったのでそこにチェックイン!宿のそばで予約を取る。booking.comで予約したからか、部屋の準備までに時間がかかるらしく、その間併設のカフェで紅茶を1杯ご馳走してくれた。神対応!部屋も快適な部屋で最高だった。

 

この日も夕食はマルタ料理を食べることに。victoriaにRozaという名門レストランがあったのでそこで夕食をとることに。この日はウサギのシチューでついにウサギ肉を本格的に食べた。昨日はミンチ状だったのでわからなかったが、ウサギ肉の食感は鶏肉に近いかも。ただ肉が骨から取りづらく結構食べづらかった。それでも美味かった。白ワインは昨日の赤ワインに比べて匂いも風味もフルーティーだった。前菜のサンドも美味かったし、サイドのじゃがいも料理も文句なしだった。この日もワインを3杯も飲んでしまいベロベロに酔った。あんな飲みやすいのにアルコール度数高いとかもはや詐欺だよ。

Victoriaの街並み

 

教会。右端にあるレストランがRoza。

 

一品目。白ワインとパン。味噌みたいな色の付け合わせはbeastらしい。ということはこれもウサギ!?ただ、食べた感じはなんかハンバーグっぽいんだよなぁ。

 

二品目、ウサギのシチューとポテトをつぶした料理。どっちもめっちゃ美味い。シチューのスープはビーフシチューに似ていた。

部屋に戻りこの日の行程を線でつないでみると、まさかの70km 1000m upでビビった。もっと強度高かっただろJK。

買い出しのスーパーで見かけた謎のキャラ。