yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

聖夜2022

どうも、yurikaです。いよいよ2022年も終わりが近づいてきましたね。いやいや、2022年あっという間すぎる…。

 

さて、先日というか昨日(日本時間だと一昨日!?)、聖夜ラン(!?)をしたのでまとめておこうと思います。コロナも落ち着いてきたし、折角海外にいるわけだし…ということで、今年は思い切って教会に行ってクリスマスミサに参加しました!もちろん、例年みたいにイルミも見たりはしたんだけど、個人的には教会の礼拝に参加したのが中々に新鮮な経験だったので、今回はそっちを書いていこうと思います。礼拝中は撮影禁止なのもあり、写真が少なくて、文章メインでちょっと退屈するかもしれないけど、そこはご容赦ください。というわけで早速本題に入りましょう!

 

今年の12月25日は日曜日だからか、日曜礼拝とクリスマスの礼拝を兼ねているっぽい(!?)ので、思い切って、カトリックの雰囲気を味わうために近所のデカい教会に行ってみた。

 

 

少し寝坊したので、教会に着いた頃には歌声が外からでも聞こえるくらい既に賑わっていた。途中入場とかキツイかなとビビっていたんだけど、後からきたおばあちゃんが躊躇なく教会へ入っていったので、その後について教会脇の小さいドアから教会へ入る。

今回礼拝に参加した教会。脇の小さいドアはあいにく写っていない。

 

以前散歩ついでに日曜礼拝をチラッと見た(≠礼拝に参加した)時は、席のわりに人が少なかったんだけど、今回は満席で立ち見や折りたたみ椅子で参加する人もいるくらいの賑わいようだった。

 

基本的に礼拝は、パイプオルガンのバロック風な演奏(時々コーラスや他の楽器との合流もあった)と高貴な装いをした神父の説教からなっていた。2年近くドイツ語を勉強しているのに、説教は未だに「神の愛」みたいな単語レベルでしかきちんと聞き取れなかった。萎え。聖書は日本語も英語も硬い表現が多いし、自分のクソ雑魚ドイツ語で理解できないのは仕方がないんだ、と言い聞かせることにする。

 

あと、教会内は外よりも何故かめっちゃ寒く、トイレが近くてちょっと辛かった苦笑。ウルトラライトダウンを2枚着てたのに寒いっていう。やっぱり神聖な建物って、文化保存的な観点から暖房とか導入しづらいんだろうか…?

 

説教と演奏を何回か交互に繰り返し、時々一般の方々も立ち上がって歌を歌っていた。教会内の厳かな雰囲気も相まって、みんなが一斉に立ち上がるので、卒業式に参加しているような気分だった。

 

1時間半くらいたって、説教と演奏がひとしきり終わると、人が神父の方に突然並び始めた。「何だ?」と思い、神父の方を見てみると、神父が何か配っているらしい。「しめしめ!これはコスパイベントだ!」と思った僕は、その最後尾に早速並んだ。いよいよ神父の前に来た時、神父が何かをボソッと言って僕に1枚の食べ物みたいなものをくれた。(後日、クリスチャンの友人に確認したところ、「Der Leib Christi (キリストの身体)」という食べ物らしく、食べるとキリストの魂が体内に宿るらしい。実際に食べてみたところ、風味も食感も完全にお麩だった。)

正直、これをもらった時はめっちゃ緊張した。それこそ卒業式で卒業証書をもらうときくらい緊張した。

Der Leib Christi。大きさはちょうど500円玉くらいかな。

 

配布イベントが終わると、いよいよ礼拝は終了となり、白装束をきたおじいさん神父が教会正面のメインゲートを開け、参加者は続々と外へ出ていった。

教会正面。礼拝が終わった後も教会前は人でにぎわっていた。

 

礼拝後に撮影した教会内の様子。クリスマス用の装飾もちらほら。

 

僕自身は無宗教で、これまでこういうイベントにはそこまで興味を示すことはなかったんだけど、いざ行ってみると中々に刺激的なイベントだった。流石に毎週通うとどこかで飽きるのかもだけど、気が向いたときに行くくらいなら面白いのかもしれない。実際、カトリックの日曜礼拝はだれでもいつでも参加できるみたいだし。