yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

2022/08 ドイツ観光

お久しぶりです。夏合宿以来ですね。yurikaです。

最近はSくんが教えてくれたサウナ開拓をしています笑。

それはさておき、実は8月の下旬(もう1か月前!)に研究所の同僚とドイツへ短期旅行に行きました。8月まで、ドイツでは9ユーロ チケット(鈍行なら9ユーロでどこへでも何日でもいけるという18切符の上位互換チケット)が利用できたので、それを活用して観光をしたというわけです。

そんなわけで、そのとき行った場所を簡単に紹介しておこうかと思います。

 

 

Füssenの街並み

まあ、よくあるヨーロッパの街並みです。わりとカラフルな街並みでした。(小並感)

Füssenへ行く電車。ディーゼル車特有の音を響かせながら走っていて、ふとナス先輩と東北を輪行した時のことを思い出した。

 

ちょっとした小道。飲食店街に続いている。

 

駅からすぐそばのラウンドアバウト。Füssenで一番のアーバンな場所かも。

 

カラフルな街並み

 

観光客の団体がこの建物を見ていたんだが、何か歴史的に重要な建物なのだろうか?

 

いい見晴らし

 

ホテルでローカルビール!うまい!!



Neuschwanstein城

実は今回の旅行一番の目玉スポットだったりする。結構人気があるらしく、2週間前から予約しないといけないレベルで、その予約も5分単位という有様。どんだけだよ。予約時間の30分前から待っていたんだけど、まあ人の多いこと。

Neuschwanstein城入口。写真には写ってないけど、門の前には行列ができていた。

 

Neuschawanstein城で予約待ちなう

 

待っている間、若い男女5人組のアジア人集団が僕の近くを歩いていたんだけど、その会話が理解できたので驚いた!そう、その5人組は日本語を話していたのだ!Sくん以来の生の日本語で感動した。

 

いざ観光が始まり、オーディオガイドをもらう。観光は終始ガイドが誘導する形だったし、いけるところに制限がすごくかかっていたので、動きづらかった。写真撮影禁止だったので写真はないんだ。ごめんね。音声ガイドは日本語もあり、英語やドイツ語がダメな人でも十分楽しめようになっているのでおすすめ。実はこの城、いろんな城を部分的にパクッて作った城らしい。そりゃ、いいとこ取りしていたら、きれいな城になりますわな。とにかくデカいし派手だった。

ただ、ベッドや部屋は広々としていて窮屈な感じはしないんだろうけど、いざ住むってなったら逆に住みづらくないか!?、と思った。壁はどこもかしこもイラストが描いてあって見られている感じがするし、広々しすぎてトイレとか遠くて行きづらそう。こう思うのは僕が庶民だからですかね!?

 

ガイドの後に撮影した城の全体写真

 

Hohenschawangau城

Hohenschwangau城はNeuschwanstein城ができる前にバイエルン国王が住んでいた城で、当時の部屋の様子が(改装工事なしで当時のまま!)保存されている。

Neuschwanstein城へ行って満足していた僕だったが、一緒に旅行していた同僚が「あっちの城も行ってみようぜ」と言ってきた。疲れていたので、正直もうミュンヘンに行きたかったが、「もう二度とこないだろうし、ここであっち(Hohenschwangau城)に行かないで後悔するのだけはしたくない」という言葉を聞き、それもそうだなと思い、もう一つの城、Hohenschwangau城に行ってみることに。

観光センター的なところへ行くと幸いオーディオガイドが空いていたので予約。やったね!2時間ほど待つと城の観光時間に。

 

Hohenschwangau城の入口にて。湖からオーストリア国境は割と近い。

 

城の入場には改札をくぐらなければならず、改札は予約時間きっかりにしか通れない。Neuschwansteinも同様。

 

改札のそばにあった真実の口みたいなやつ

 

今回のオーディオガイドも日本語対応なんだけど、オーディオガイドが終わるたびにガイドさんが追加説明をしてくれるシステムでとても充実していた。(ただし、ガイドさんの説明は英語なので注意。)

Neuschwanstein城に比べ、バイエルン王家についての説明が多かった気がする。どうやら、HohenSchwangau城は昔からあった城らしく、「新築作りてぇ」的な感じになって、ルートヴィッヒがNeuschwanstein城を作っていたんだとか。しかし、Neuschwanstein城を作ってすぐにそのルートヴィッヒは死んでしまったらしい。むなしすぎる。

城内の部屋を案内しているとき、ガイドさんが、

「Hohenschwangau城は、ここ2階が王妃マリーの部屋、そして3階が王マクシミリアンの部屋となっております…(中略)…2人がここに住んでいたころ、夜になるとマクシミリアンは2階にあるマリーの部屋に行き、『あること』をしていたようです(ベッドの方へ顔を向けながら)。彼らが何回そういうことに及んだのか、10回?、いや100回?、それは神のみぞ知ることでしょうが、私は少なくとも2回はあったと断言できます!」

と言っていたのは最高だった。(ちなみにこの2回は王と王妃の間に子が2人いたことに由来する。2人の子のうち1人がルートヴィッヒだったりする。)女性がこういうちょっとした下ネタを言うのってポイント高いよね。ほんとすこ。城ガイドで一番気に入った解説だった。バイエルンの女性、隅に置けねぇわ。

 

こちらも城内撮影禁止だったので写真は割愛。個人的な印象を簡単に書いておくと、広々とした部屋なのはいんだけど、いざ不動産屋におすすめされて住むかと言われると、う~んって感じ。壁面にたくさんの人が描かれていて、何か見られている感じがして嫌なんだよなぁ。あと、廊下が少なくて部屋と部屋がくっついている感じも気に入らなかった。

 

Hohenschwangau城の出入り口。ふもとからここまで馬車で移動するサービスもあったり。

 

ミュンヘン観光

あいにくの雨なので、ホテルから歩きながら適宜教会を観光(雨宿り)しつつドイツ美術館へ。道中、教会やらMarien Platzを見て回る。教会内部は撮影禁止だったので、写真はないけど、ごめんね。

 

カールス広場。僕には見えるぞ!、獣耳をしたかわいい女の子が!(くわしく知りたい人は「天色アイルノーツ」で検索しよう)

 

カールス広場の門を反対側からみたとき

 

カールス広場のそばにあった教会

 

エグッ!

 

Fauen教会。この教会で日本人老夫婦が仲睦まじく教会を眺めていたんだけど、その老夫婦の奥さんが自分の母親に似ていて少し気まずかった。
教会内では、十字架に磔にされたイエスが天井に宙ぶらりんになっていた。そんなことある?

 

Marien Platz。ミュンヘンと言ったらココッ!って場所らしい。結構派手な建物ではある。
ちなみに、年越しになると時計の下から人形が飛び出してぐるぐる踊るんだとか。

 

建物内にあった女性の像。前日にNeuschwanstein城を観光したおかげで、すぐバイエルン王妃マリーだと分かった!

 

St. Peter教会。Marien Platzのすぐそばにある。教会の天井にはイエス復活の伝説が描かれている。
祭壇の真ん中には金のピカピカが四方八方に広がるモニュメントがあり、菩薩を思い出した。どこの宗教も金ぴかが好きなんだねぇ。

 

Marien Platz近くにあった女性の像。金ぴか乳房すこ

 

ドイツ美術館は上野の美術館と博物館を足して2で割った感じのところで、絵画とか以外にも飛行機やらロケットやらの展示が充実していた。物理エリアなんかは20世紀初期の量子力学が誕生したあたりの歴史的経緯が充実していた。よく考えたら、量子力学の初期を築いた人らってドイツ人多いもんな。家族向けを意識してか光学系を実際に見てみるエリアもあった。雨降ったときや、家族で行く場所ってなったときに選択肢としてはありかもしれない。個人的にはドイツ初のシンクロトロン装置と世界初のBECを実現したチャンバーがお気に入り。

 

ドイツ美術館

 

ひとしきり観光してから、昼飯。先輩がお勧めしていたTegernseer Talへ行く。メニューも先輩おすすめのもの(Schweinshexe)にした。めっちゃ美味かった。あと、「ビールってこんな味変わるの」ってくらいビールがおいしくて、普段飲んでるビールはもう当分飲めそうになかった。

ミュンヘン在住歴10年の先輩がお勧めするレストラン Tegernseer

 

ここのビールがめっちゃうめぇんだ。

 

Schweinshexe。表面が少し硬いけど、めっちゃうまい。デカいローストポーク的な感じ。ちなみにSchweinはドイツ語で「豚」という意味なので、ドイツのレストランに行くときは覚えておこう。

 

Crispy pork。めっちゃ美味そうだった。

 

昼食を堪能してから帰還。中央駅近くのスーパーでビールを3本買い密輸したのは内緒の話。