yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

2022 夏合宿ヨーロッパ班 1日目 --Grossglockner--

さて昨日に引き続き、夏合宿1日目。

この日はGrossglocknerの車道を走った。ちなみにGrossglocknerはオーストリア最高峰の山で、日本でいう富士山に対応する。実際、Grossglocknerの標高は3798mだし、富士山のそれに近い。というわけで、この日はオーストリアの富士山五合目に行ったことになる……といえば分かりやすいか!?

 

 

一目でわかる1日目の行程

70km, 2260m up, 2100m down
Aがスタート地点、Bがこの日の目的地

 

本文

6-7半。明け方ありえないくらい冷えてめっちゃ萎える。

めっちゃ寒い。湖のほとりに朝もや(写真真ん中の白っぽい煙みたいなやつ)ができている。

 

朝飯を個装で済ませ、7時半に出走。はじめの10kmくらいは斜度1%くらいのゆるい坂で軽快に進んだ。

この頃はまだ「楽しい」自転車旅行だったのに…。

 

漕ぎ始めて1時間くらいで、激坂との格闘が始まる。はじめはゆるい坂だったものの、途中、料金所を越えたあたりから斜度10%以上の激坂になる。

料金所。スバルラインみある。ちなみに自転車は無料なので安心しよう!

 

斜度10%近くの坂がゴールまでひたすら続く。

 

こんな感じの標高を示す看板や何キロ漕いだかを示す石碑がちょいちょい立っていたのが、数少ない救い。



適宜休憩したり写真撮影しつつ漕ぐも、ラスト4kmあたりから自分の脚が限界で1kmごとに10-15分休憩しないとしんどいレベルに。最終的にゴール2kmくらいのところから500mおきに小屋があるんだけど、小屋に到着するたびに立ち止まって15分くらい休憩する始末。特に、小屋から1kmの休憩所でめっちゃゆっくり休んだ。あまりにものどが渇いていたので、その小屋で500mlコーラ(3ユーロというバカ高コーラ)を買って喉を癒す。

 

12時45分くらいにゴールそばの小屋にたどり着く。

ここ着いたときは脚ガクガクになっていた。

 

お土産を物色した後、今度はEdelweiss platzという真の頂上を目指す。Edelweiss platzは小屋からゴールと反対の方向に1km 100upしたところにある。1km 100 upとある通り、斜度がそこそこあって、かなりしんどい。Sは普通にごげていたけど、自分は3分の1過ぎたあたりで限界を感じ、押して歩いた。広場につくと、そこにはものすごい景色が広がっていた。しばし休憩がてら景色を堪能する。

このグネグネ道をのぼったんですよ!マジしんどかった!!

 

広場を下って小屋に戻ってから20m upくらいすると、今度は公式の道路最高地点へ。ここでも少し観光する。

Sくんとゴール地点にて。ちなみに「Ziel」はドイツ語でゴールという意味。

 

それにしても、こんなエグい坂をよくのぼったよ、自分。

 

公式のゴール地点にある謎の砦。どうやらこの道を作ったときにお亡くなりになった人の慰霊スポットっぽい(!?)

 

今度は下り坂…かと思いきや、4kmくらい下るとまた上り坂。

今度は5%くらいなんだけど、1800upしたあとだったので、べダルを漕ぐのがしんどかった。最終的に500mくらい押して歩き、Sに迷惑をかける始末。申し訳なさ。

ここが第二の峠。マジきつい。看板にある通り、トンネルの向こうに売店がある。僕はここでバカ高いコーラを購入(この日2本目)。

 

トンネル地点からみた上り坂。こう見ると結構斜度あるでしょ!?

 

頂上ついたら今度こそ下りでめっちゃ下りる。5時間かけて登ったものがこんなたやすく下られてしまうとは…。途中1km上り坂はあったが、それも今度はなんとかなって、下りに下る。

見晴らしは最高なんですよ。いや本当に。

 

下りすぎて下界に帰還。



 

下ってからは平地処理をしてスーパーへ。買い出しを済ませ、そのままキャンプ場に向かう。夕食はスーパーで買ったknollの茹でるだけパスタ。疲れていたので、結局これで良かったかも。

1日目夕食自炊。まあ、Knollの出来合い料理をゆでるだけなんですけど。

 

シャワーやらも済ませ、2200upした今日も安定で終わる。シャワーもあったかいし、なんやかんやでこの日の行程が終わったことに自分でも驚く。あと、格安ケビン最高すぎる。20ユーロでふかふかのオフトゥン、最高すぎでは!?