忘れないうちに急いで書くぞ!
2日目はまず、前日観光できなかったNymphenberg宮殿へ。Sくんは3回目らしいけど、「俺も雪の中のNymphenbergは初めてだから。」とゴネずに一緒に来てくれた。マジありがたい。なんやかんやでNymphenbergは初だったのでワクワク。
「ヨーロッパのデカい建物あるあるだけど、壁とか天井とかそこら中に人の絵があるの、なんか見られている感じがして嫌なんだよなぁ。まあ、そもそも広すぎるし、住むとしたらこういう物件はNopeかなぁ…。」なんてことを言っていたら、Sくんに「えっ!?よくない?俺はこういうとこ住みたいわ」的なこと言われて、むーんってなった。価値観の違いなのかな!?
宮殿はロココ調をベースとしたおしゃれな感じだった。
中央と王の間はかなり派手だったけど、王妃のところは割と落ち着いた感じの印象を受けた。王妃の部屋の入口には王の好みの女性の肖像画が壁の周りにズラッと並んでいて草生えた。どうやら王が好みの女の子のイラストをたくさん描かせてたらしい。特にイタリア系の女の子が好みだったんだとか。今の時代に生きていたらグラビアの写真集とか買い漁ってたんだろうなぁ…。
Sくんと好みの女の子について話したり。ひとしきり見てから宮殿を出る。
宮殿を出ると相変わらずチケットの行列が長くて、並んでいる人たちが気の毒だった。オンラインでチケットを買えばすぐ入れるのに…。
その後はKarlsplatzから散歩ついでにクリスマスマーケットをみつつ、カフェでバームクーヘンを食べたり、Marienplatzまで歩いてクリスマスマーケットを味わったりした。
サウナの荷物を持っての観光だった(けど結局サウナには行かなかった)ので、お互いだいぶ疲れてしまい、一日乗車券なのをいいことに路面電車を乗り回して時間を潰す。それでも時間があったのでマックで少し時間を潰してから、予約していたインド料理へ。
すでにマックスさんと彼女さんが来ていた。彼女さんは当日参加だったので、急に会ってちょっとビビった。メニューを決めてビールを飲んでいたあたりでMくんも合流。みんなでカレーを食べた。チキンカレーはめっちゃうまかった。ジュネーブのインド料理とは違い、ライスがついてきたのでコスパだった。バターナンもすごいうまくてめっちゃ食べた。おかげで爆る寸前まで食べた気がする。レストランでは近況やら来年のプランやらSくんの職場の話を聞いたりした。
会計のとき、各自で支払いをすることになったので、インド人の店員のお兄さんが「シュシュシュッ」ってもごもご言いながら一人一人の値段を暗算していた。「暗算すか?」と僕が聞くと「そうだよ」とお兄さん。何故か(僕もそこそこ酔っていたので何故かは忘れた、すくなくともメニューの確認とは別の他愛もないことだったと思う)、そのお兄さんがSくんに話しかけたので、そのすきにテーブルの上にあるレシートの値段をこっそり暗算して、お兄さんが暗算を再開したときに「それは18.7ユーロですなぁ」と答えを言った時のお兄さんの驚きの顔たるや。めっちゃ面白い顔をしていて笑いが止まらなかった。「インド人は計算が速いと聞いたんですがねぇ」と煽ると、「僕は数学が苦手だから…」とお兄さん。じゃあ、なぜ暗算をしようとしたんだ…。その後はお兄さんに「Hey、これはいくつだい?」、「じゃあ、これは?」と聞かれ、僕が暗算をする始末。あの勢いだったら2ユーロくらいちょろまかせた気がしなくもないが、全部素直に計算して答えた。挙句、お兄さんが同僚のインド人に「おいお前、こいつがいると仕事がはかどるぞ!」となぜか僕を紹介するまでに。うーんみ。記念に店員のお兄さんと写真を撮ったりして、店員となぜか仲良くなった。
店を出てからクリスマスプレゼント(モーツァルトのチョコ)を渡してマックスさんたちと解散。Mくんと途中まで同じ路面電車に乗り、Mくんと近況と話し合った。Mくんと別れ、数年ぶりに「よいお年を」を発動。まさかミュンヘンでこの言葉を使うことになるなんて…。てか、もう12月かよ、っていう。
Mくんと別れて、Sバーンに乗ろうとしたら、Sバーンが突然何やら運休になる。萎え。仕方ないので地下鉄+バスで回避ルートをたどることに。道中、Sバーンの運休がpasingまでだとわかり、早速バスでpasingまで行き一賭けすることに。駅には人が多く嫌な予感がしたが、それに反し電車は割と早くに来た。ただ掲示板で予告されていたホームとは別のところに到着したので、急いで乗り換える羽目に。急ぎのあまりSくんはコケていた。なんとか電車に乗り、これで一件落着…かと思いきや、電車があいにく最寄り駅の2コ手前で急に終了することに…。本来は最寄り駅まで行くはずだったのに…。チクショーと思いつつバスで戻る作戦を考えるも、live mapではSバーンが15分後に来そうなのと、バスの乗り換えミスったときのリスクがエグすぎるので、結局Sバーンを待つことに。なんやかんやで15分後に電車が到着し、なんとかSくん宅に戻ることができた。だいぶ疲れた。バスより早く着くかと思ったら本来の地下鉄+バスの迂回と同じくらいの時間がかかっていた。徒労じゃねえか!
Sくん宅に戻ってからは軽く晩酌。その後は疲れで即寝た。
DB(ドイツ鉄道)の伝統芸能を目の当たりにして、めっちゃ萎えた。てか、Medical emergency(今回の運休・遅延の原因らしい)って何だよ!