yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

クロアチア観光 美術館編

どうもyurikaです。この前フランデンブルク協奏曲を聞き終えました。ついにヨーロッパも花粉シーズン到来ということで絶賛萎えています。

 

今回は、前回紹介しきれなかった美術館について紹介します。まず、この美術館はクロアチアの歴史を中世あたりからきっちり紹介していて、見どころが多いところとなっています。なんなら、見どころが多すぎて、2日目は完全に美術館で時間が溶けたくらい笑。

上手く書けるか不安ですが、とりあえず始めましょう!

 

開館時間30分前に着いたので外をうろついていると、クシャッとなった車が!どうやら3年前の地震の痕跡らしい。

こりゃすごい

10分くらい前になると徐々に人が集まる。なぜか猫やら魔女やらに仮装した人が多かった。待機列とかがないのでカオスな状態になっていき、そのまま開館。30分前でほぼ一番のりだったのに結局さらに15分くらい待たされた。萎え。

 

建物内ではクロアチアの歴史を資料や看板だけでなく、コスプレした係員を通じて学ぶことができるので新鮮だった。ただ、彼らのクロアチア語が理解できなかったのが少し残念なところではあったが…。コスプレした係員の中には幼稚園くらいの小さい子どももいたので驚いた。

 

とりあえず何人かコスプレイヤーを紹介していきます。(もちろん撮影許可を得ています)

インクおじさん

 

中世の王様おじさん。クロアチアのテレビが取材に来ていた。



おじさんのコスプレをしたおじさん

 

すごそうな大砲だ!

 

おじさん その2

 

おじさんとおじさん

 

3年前の地震についての展示もかなり充実していた。自分はここでようやく大地震があったことを知り、ザグレブの建物に工事中が多かった理由を悟った。この大地震マグニチュード5だったらしいけど、地震の多い国出身の自分としては「えっ、そんなんでこんな大げさに言う?3.11なんてマグニチュード9だぞ!お前らの地震の100万倍だぞ!」って気持ちがなくもなかった。まあ、耐震とかなかったらマグニチュード5でも大災害になるのかもなぁ。

地震ブースにて。3年前の地震はどうやら大災害だったらしく、これでもかというくらい展示が充実していた。



 

シスター(?)のおばちゃん

 

美術館一の美女コスプレイヤー。この後ツーショット写真を撮ってくれた!神!

 

小林幸子みある

 

一人でニヤニヤ歩いていたら突然お姉さんに話しかけられる。曰く、彼女はオーストリア人でクロアチア語が話せないらしく、普段はウィーンで演劇の仕事をしているらしい。この日はカーニバル期間ということもあり、コスプレイヤーが集まっているんとか。それを聞いて道理でな、ってなった。普段からコスプレしている人が常駐していたら、1ユーロという拝観料は割に合わないし、子どもがここで働いていることになって、いろいろ問題あるもんな…。

女優のコスプレをする女優(オーストリア人)

 

美人なお姉さん。何のコスプレか教えてくれたんだけど、忘れちゃった!マジごめん。

 

下の写真は新聞おじさん。かなり気さくな方で、英語でめっちゃ話しかけてくれた。自分のことを一目見て日本人と把握したのでビビった。「スミエムリスリカティ?(写真撮っていいですか?)」と「Hvala!(ありがとうございます!)」をクロアチア語で言ったら、「アリガトウゴザイマス!」と言ってくれたので少しうれしかった。謎の国際交流!

活版印刷技術を使ってクロアチア初の新聞を発行したおじさんのコスプレ。右にある引き出しみたいなのが当時使われていた印刷機らしい。

 

クロアチアで有名な詩人のコスプレらしい。日本でいう宮沢賢治的な!?

 

写真に撮り忘れたんだけど、警察(軍服?)を着たおじさんがいて、その人も気さくに話しかけてくれたので面白かった。この人もなぜか自分が日本人だと分かってビビった。「キミの国に比べるとクロアチアなんてなんてことないからね」と自虐もちょいちょい挟んでいた。

 

昔のザグレブ市長のコスプレらしい。

 

めっちゃエッチなお姉さん。小学生くらいの子どもが彼女に近づいた途端、バイオリンを演奏しだしたんだけど、その音量がデカくて「うおっ!」ってなった。

 

美術館の出口付近を通り過ぎたとき突然「おい、そこのお前!」とやんちゃそうなおじさん2人組に話しかけられる。話を聞くと「賭博」の誘いだった。負けたら1ユーロ払う、買ったら5ユーロ+パンということで賭けに乗ることに。ルールはシンプルで椅子の上に置かれた8枚のトランプのうち1枚を選び、カードを見ていないおじさん(帽子をかぶった方)がそのカードを当てるというもの。帽子おじさんが当てたらおじさんの勝ち、当てられなかったらこちらの勝ち、という感じ。

適当にカードを選んでいざ帽子のおじさんがやってきて、サングラスのおじさんが「これとこれと…」と1枚1枚カードを指さしながら選ぶカードを示す。んで、10秒くらいして帽子おじさんが「これだ!」と自分の選んだカードを選んだので「はぁ!!」と驚いてしまった。

美術館ではトリックがわからず動揺したけど、美術館を出て歩き出したあたりで「あっ、グラサンのおやじ、選んだカードの左横から時計回りにわざとカードを指さしていたな!」ってことに気づき、賭けの裏側を知って少しイラっした。ちくしょう!!マジでクソおやじだなと思ったと同時に、こんな簡単な術中に気づかなかった自分に恥ずかしくなった。まあ、掛け金は1ユーロだったし、なぜかパンをくれたし良しとしよう。

クロアチアの大槻班長とその部下
椅子の上にあるトランプを使って賭博をするんだけど、こいつらグルでインチキをするのでマジクソ。

 

それからは美術館を出て昼飯を食べに行った。飯については次回の記事で紹介予定。

クロアチアの民謡を歌うおじさんたち。反対側でテレビカメラが撮影をしていた。

 

振り返ってみるといい美術館だった。入場料1ユーロとコスパだったし、カーニバルと時期もよかったおかげで充実した観光になったし。正直1日いても飽きない場所だと思う。おすすめ。

美術館の入口にて。