yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

サイゴ(裏声)のミュンヘン旅行!その2

ミュンヘン旅行2024 第二弾!

 

タイトルにはミュンヘンと書いてはいますが、この日はローテンブルグというミュンヘンから少し離れた街を観光しました。

 

 

道中Sくんとしゃべったり、騒音団体がいて眠れなかったりでそこそこイベントがありつつも、ミュンヘンから電車で揺られること4時間。ローテンブルクに到着。

 

Sバーンのそこそこデカい駅にある売店でホットドッグを食べた。うまい!

 

Sくん曰く、ローテンブルグは戦争の被害が少なく、当時の建物が残っているらしい。実際、街の入口はかなり風情があった。

ゲート。ローテンブルグの入口。

 

ゲートを反対から見るとこんな感じ。

 

ゲートを抜けた先にある監視塔と城壁。城壁は街をグルッと囲っている。

 

ゲートのそばに階段があったのでのぼってみた。けっこう名門じゃない!?



城壁の廊下を歩けるみたいだったので少し歩いてみる。街の中心部が垣間見えるぞ!

城壁の廊下から見た街の中心部

 

廊下の側壁に、城壁を復元する際に課金をした人たちの名前を彫った石碑があった。はじめはアメリカの人らばっかりでうーんみが深かったけど、途中から日本の人たちの名前が出てきて誇らしかった。国籍問わず、企業と個人が半々くらいで課金していて、個人課金ニキすげえなあと思った。

 

3つ目の写真にあるデカい塔にのぼれることが分かったので、とりあえず上ってみた。frhtも数年前言ってたけど、旅行班は露天風呂と高いところが好きなんだなぁ。

けっこう遠くまで見渡せる!

 

閑静な街並み

城壁もこんなにきれいに見える

 

ゲートを上から見た様子

 

城壁を一通り観光してから中央広場へ。なんと9月からSくんは彼女と同棲をするらしく、そのために食器が欲しいらしく、フリーマーケット的なところに迷い込んでいった。ガラス製品が多く自分は割ってしまいそうで怖かったので、市場から離れて、そばにあるお祭りステージを堪能した。3-4歳くらいの女の子がなんか踊りを披露していてほほえましかった。

中央広場へ向かう途中の道。しゃれた提灯が掲げてある。いつかのLienzの街並みを思い出した。

 

中央広場

 

ステージ。裏にあるのが、フリーマーケット会場。

 

いい感じに小腹が空いたのでケバブ屋で昼飯。ドイツのケバブが8ユーロもすることを知りめっちゃ驚いた。

ケバブ屋で昼飯。ケバブ屋だけど、あえてホットドッグを選んだ。ケバブを選んだSくんは何故か爆っていた。

 

昼飯を食べてからは街を軽く散策しつつ中央広場のそばにある教会で観光した。教会に入るとき入場料を取られるんだけど、「大人チケット2枚お願いします!」とドイツ語で話したら、おじさんは気をよくしてくれて、なぜか学生料金で観光できるようになる。それから3分くらい何故かおじさんと会話。「どこからきたんだ?」とか「俺はドイツ語英語クロアチア語の3つ話せるんだ!」とか「日本の武術であるだろ?あれ?テコンドー。俺あれやってんだ。」とか言われたんだけど、テコンドーは日本じゃないんよなぁ…。いい人なんだけど、ちょっとめんどくさい人(失礼)だった。とりあえず、もうほぼ30おじさん2人組だというのに、学生料金にまけてくれたテコンドーニキに感謝。

あの「でっぱり」は何?

 

教会前にある謎の像。ドイツ語のガイドツアーニキ曰く、床にあるマークはどこかの街(どこか忘れた!)に向いているらしい。

 

教会の入口

 

教会の内部。後日調べたところ、この教会はプロテスタントらしい。同じ州のミュンヘンカトリックなのに、ちょっと離れただけで宗派が違うだなんて…。

 

カラフルなステンドグラス

 

中世の黒人奴隷を模したものらしい。かなり不気味。

 

他の教会と違い、この教会は祭壇部にも入ることができる。祭壇の裏側もきちんと手が施されていて、「手込んでるなぁ」と思った。左上の絵にチラッと写っているのが、500年くらい前のローテンブルグの中央広場らしい。500年前から象徴的建物がそのまま残っているのすごい。

 

エスキリストの伝説を絵にまとめているらしい。

 

祭壇から見た教会入り口。パイプオルガンが目立つ。

 

パイプオルガンのある2階にも祭壇らしきものが。写真で見えるかわからないけど水晶玉みたいなのが祭壇真ん中やや上あたりにある。

 

ゲートと反対側の城壁から見たローテンブルグの街並み。

 

教会を出てすぐのところにお土産屋があり、ハンカチが売っていた。Sくんは以前この店でハンカチを親へのお土産に買ってあげたらしく、今回もお土産を買うことに。ハンカチをどれにするか悩んでいると、いきなり店の奥から

「あれ、日本人の方ですか?」

と流ちょうな日本語で話しかけられる。店の前や店内では一切日本語を使ってなかったんだが、何故わかった!?それから、Sくんがハンカチを買いたい旨を伝えると、ここぞとばかりにそのお兄さん(ヨーロッパに20年以上住む日本人らしい)がハンカチの紹介を始める。ローテンブルグは西ドイツなのに、ローテンブルグと東ドイツの信号機をコラボされる商魂にはぶったまげた。商魂ニキはSくんに「この限定ハンカチは日本で買うと8000円するんですけど、ここでなら16ユーロ(当時のレートで2700円くらい)で帰るんですよ!!」と言って限定ハンカチを勧めていた。解釈の仕方によっては転売をそそのかしているようにも聞こえたが、大丈夫なのか!?あと、商魂ニキに「えっ、インスタやってないんですか!?インスタ始めましょうよ~」と言われたり、自身のyoutubeチャンネル登録を勧められたりで、かなり圧倒されてしまった。あまりの雰囲気に圧倒されて、かなり居づらかったので、Sくんを店に残したまま(Sくんごめんな)、少し歩いた先にある庭園を散歩していた。店を出るときよくよく店の入口を見たら、「日本まで送料無料!」とか「ワイン取り扱ってます!!」とか、これでもかってくらい日本語が押し出されていたことに気づき、商魂ニキが我々を日本人だと察した理由に納得がいく。

 

10分くらいしてSくんと合流。いろいろあったけど、ハンカチを無事買うことができたらしい。あれからも、商魂ニキと話しをしていたらしく、どうやら商魂ニキはヨーロッパでサッカーしていたっぽいことが発覚する。確かに、チャンピンズリーグの試合かなり現地で観戦しているって言ってたもんな…。あと、商魂ニキが言っていた8000円のハンカチを調べてみたら、アマゾンだと本当に8000円、楽天でも6500円で、転売したら1枚当たり3000円は軽く儲けられることが発覚した。(いうまでもないことだが、Sくんは転売の意思はないらしい)。

 

庭園でまったり時間を過ごす。

 

城壁の朝見たゲートの反対側はこんな感じ

 

愛媛の町と姉妹都市になっていたんかい!!全然愛媛みないんだが。

 

Sくんと合流してから散歩を再開。ローテンブルグと言えばここ!というところで写真を撮った。

ローテンブルグと検索すると出てくる、おなじみの街並み。インスタグラマーが多いこと。

 

歩き疲れたり次どこ行くか迷っていたので、ひとまず近くのレストランでビールを飲みながら休憩することに。レストランの屋外席では、ライブニキがギターとしゃがれ声でライブをしていた。意外にライブは賑わっていて、レストラン外でビールを飲みながら聞いている人もちらほらいた。Sくんはだいぶライブニキのことを気に入ったらしく、インスタをフォローしていた。なんやかんやレストランに1時間くらい居座る。

 

温かい日差し&ライブを聞きながらビールを飲む優雅な午後、最高!!

 

夕方に電車に乗ってミュンヘンへ戻る。ミュンヘンに着くころには21時でお腹が空いたので、前々から気になっていた中華レストランへ行ってみた。めっちゃうまかった。

小籠包は日本ではあまり味わえないような本場の味で、角煮みたな肉に味がしっかり染みついていた。

 

麺はきしめんの3倍くらい太いんだけど、食べやすい。こちらもスープ(タレ?)がすごい濃厚で、そぼろ肉とマッチしていた。

 

にしても変な人によく出くわす1日だった。