yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

2020/09/13 Zirbitzkogel登山

というわけでヨーロッパ登山第2弾、Zirbitzkogelを登ってきたので、その記録を簡単にまとめておこうと思う。

 

 

前日オペラに行った帰り道、先輩(以下Aさんとする。)から「明日登山行くんだけどどう?」と誘われ、そのまま次の日登山をすることに。山が電車バスでは行きづらいところにあったため、先輩の車に乗せてもらって登山口まで向かった。今回はその登山口からスタート。

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登山のはじまり

 

登山口を入るとすぐそこには池(湖!?)が視界に現れる。周りの雄大な山がくっきり見える分、余計にめっちゃきれいに見えた。

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後ろには、これから目指す山が!

 

湖を半周し、尾根を目指し急斜面を登る。途中、川や沼地を通ったせいで序盤から靴が濡れる。萎え。

 

しばらくすると尾根へ。いつもとは少し違う看板が現れる。聞くと「ここから先は軍用地なので立ち入り禁止」と書いてあるらしい。へぇ。

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軍用地にしては、めっちゃ開けてるなぁと思った。

 

 

そこからは視界が開けた状態でゴツゴツ岩の道をコツコツ登っていく。

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尾根沿いをオネオネ。ちなみに奥の池が2枚目の写真と同じやつだったりする。

 

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何らかの原因で昔ここで亡くなった方の慰霊碑が祀られていた。



 

登ること1時間半くらいで一つ目の山頂に到着。先を歩いていた若い集団がここでビールを飲んで談笑していた。

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本日1つ目の山頂Kreiskogel。こう見えて標高2306mある。例のごとく、十字架が。

 

山頂からの見晴らしはこんな感じ。

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それにしてもいい景色。

 

しばらく休憩した後、再出発。本命のZirbitzkogelを目指す。

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ここから次の山頂まではだいたい50m dwon, 150m upのため、始めに比べゆるい道が続く。

 

途中でAさんが道端でキノコを発見し、そのキノコの特徴を教えてくれた。

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通常は白い斑点があるらしいが、今回はなかったので不思議がっていた。ちなみに毒キノコらしい。

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これも毒キノコらしい。

 

道中、牛に遭遇。

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怖えよ。

 

1つ目の山過ぎたあたりから雲がかぶさり萎えた。

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途中一部晴れだしたので記念に1枚。

 

そんなこんなで登山開始から3時間。ついに本命のZirbitzkogel山頂に到着。

一方は雲に覆われて何も見えなかったけど、反対側は晴れていたので景色もそこそこ楽しめた。

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別の登山道からの見晴らし

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来た道と反対側の景色。

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オーストリアの登山家が愛食するBergsteigerを山頂でいただく。見ての通り味はサラミに近い。

 

しばらくすると、別の方向から登ってきた登山客でにぎわい始めたので、ヒュッテに異動しもうしばらく休憩。みんなヒュッテでビール飲んでたけど、自分は飲酒した後転びそうで怖かったのでソフドリで妥協した。

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ヒュッテなう。

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ヒュッテにいた謎の像。

 

1時間ほどゆとっても十字架の天気が安定しなかったため、下山を開始することに。

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。道中の景色をお楽しみください。

 

下ってる途中、体格のいいおじさんに「日本人か!?いや中国人か!?!?」と突然大声で話しかけられる。東京から来たというと「東京か。来年はオリンピックやるんだろうな!?ハッ!!」といわれる。「何だ!?」と思い、話を聞くと、どうやら柔道のインストラクターをしているらしい。また、奥さん(これは聞き間違いかも。でもなんか関係の深い人物的な口ぶりだった)は日本人で、今は一時的に日本にいるんだとか。また、一緒にきていた体格のいい女性は柔道のオリンピック候補だったらしい(本当か!?)。おいおいマジか。意外なところで日本がらみの話を聞くことになり少しびっくりした。

 

その後途中に、いい感じのところにいい感じの山がすぐそこにあったので立ち寄る。

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3つ目の山の山頂。十字架はなく、石を積み重ねたものが代わりにあった。

 

山頂からの見晴らしはこれまた最高!

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山頂からまた別の山頂を望む

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3つ目の山頂は特に特徴がないからか人が全くいなかったが、A氏はだいぶ気に入ったらしく、めずらしく写真を撮っていた。

 

しばらくして、下山再開。

 

3つ目の山を下っている途中、今度は日本の国旗(!?)に遭遇。今日はなんだか日本と縁が多いなぁ。

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登山口近くになったところで、再び川渡り。今回のは行きよりも過酷で、向こうからきたカップルの女性の方がボッチャンしていた。A氏はそんなスリリングな状況を楽しみながら、「俺これ、たけし城で見たことあるわ」と言っていた。なぜにそんな渋いジャンルを…。

 

なんやかんやで休憩込みで約6時間かけて無事スタート地点に到着。その後は、A氏の車に乗り、家まで乗せていってもらう。

 

振り返ってみるに、A氏のやさしさに甘えた1日だった。本当に感謝しかない。