どうもyurikaです。いろいろあってなんとか先月オーストリアに戻ることができました。こちらは、ほぼコロナ前と同じ状況で、以前のような充実した日々を送っております。
さて、皆さんはオーストリアと言えば、何を思い浮かべるでしょう?
ウィーン交響楽団!?冬馬かずさ!?モーツァルト!?音楽!?魔剤!?レッドブル!?!?
……いやいや。
オーストリアと言ったらそう、山でしょ!(今でしょ!っぽく)。
国土の約60%をアルプスが占めているオーストリアほど登山に適した国はそうないでしょう!で、まあ、話が長くなりましたが、昨日、アルプス山脈にある山の1つであるEisenerzer Reichenstein (ドイツ語で「鉄鉱石の豊かな岩」という意味)に行ってきました。
その日は5時半になんとか起床したが、前日深夜まで酒飲んでたせいか目覚めが悪い。とりあえず急いで準備し出発。路面電車や電車、バスと乗り継ぎに乗り継いで8時20分ころ目的のバス停にたどり着く。道中曇りで心配だったが、無事晴れてよかった。そこから少し歩くと、登山道駐車場入り口に到着。今回の旅はここから始まる。
入口から10分くらい歩いたゲストハウスで一旦装備を整え再出走。ちなみにここのトイレは結構安定しているので、駅のトイレ使うよりはこっちのトイレを使う方がいいかも。(注: 実は日本とは違い、オーストリアは駅のトイレが有料なので注意!!そういう意味でもこのゲストハウスのトイレはコスパがいいかも。)
1人だしコースから外れないか心配だったけど、登山客が多いので一安心。ゆっくり自分のペースで登る。
登っているとイッヌと遭遇。犬からしたら結構過酷だと思うけど、全然息切れしてないので驚いた。
さらに進むと、薪場を発見。なにやら看板があり、「ヒュッテまでもって行って下さい!」とある。久しぶりで体力に自信がないので、小さめの薪をもって頂上を目指す。
登り始めてから1時間半近いころ、ついに景色が開ける。オネ(尾根)に着いた!!
天気がよく、見晴らしも最高。また、開けた視界の先には大きな穴がいくつか見えた。実はここ、どうやら昔、銅の採掘場だったらしく、その跡が現在も残っているらしい。へぇ。山の名前は鉄なのに、どうして銅が採れるんだい!!(銅だけに)
そんなこんなで採掘跡を眺めながらオネ沿いをゆっくり歩くと分岐が!どっちも頂上へ向かう道みたいだが、ガチコースと普通コースで分かれているらしい。せっかくなのでガチコースを選択。早速急斜面を登ることになり面食らう。そのうえ、鎖場、鉄階段を経て一気にアップを増やしていく。
しばらくして、普通コースと合流。
ここからは、登山特有の頂上まで急アップ。日差しをもろに受け、休み休み歩き地道にゴールを目指した。(写真がないため割愛)
そんなこんなで11時ごろ頂上へ。事前に調べたwebサイトの基準タイム(2時間半)とおおよそ同じ時間だった。
頂上からの景色は最高of最高。他のアルプスの山々も一望できたうえ、スロベニアの山も遠くにうっすら見えるという景色の良さだった。
頂上で写真を撮ったり個装を食べた後、今度はヒュッテへ。頂上とヒュッテの間にある鞍点からそんなに高くなかったため、軽々ヒュッテに到着。無事、薪渡しのミッションも達成!
ヒュッテではビールを飲んだり、BBQを楽しんだりと、盛り上がっていた。
昨日十分にビールを飲んだため、今回は控えることにした。また、天気予報によると夕方から雨らしく、電車バス勢の自分としては雨に降られる前に家に帰りたかったので、ちょっと休憩した後すぐに下山を始める。行き同様、終始いい景色の連続で飽きることなく下りを楽しむ。1時間半くらいでゲストハウスに戻る。
ここからは行きに乗ったバスに乗り、Leoben駅へ。ここで結局ビールを買うっていう…。まいったね。その後そのまま電車に乗り継いで帰宅。何とか雨に降られずに済んだ。
登山後のシャワー&ビールの気持ち良さったら!!
まとめとか
- 久しぶりの登山かつヨーロッパ初の登山ということもあり、いろいろ不安はあったが何とか登頂できたしよかった。
- 今回の山の強度はおそらく、谷川岳とか大山くらいなんじゃないかなと思う。その辺の山が登れるなら問題なく登れるでしょう。(実際、幼稚園児くらいの子も元気に登ってたし)
- 今回、公共交通機関で登山口に行ったわけだが、その値段なんと11ユーロ!!週末州内フリーパスのおかげで電車バスが乗り放題なのが最高すぎる。普通だったら、往復で40ユーロちょいするし、75%オフで登山はコスパが良いなぁと思った。ちなみに、この週末州内フリーパスは学生だけでなく社会人も同じ値段で提供されているので使わない手はないですよ、そこのあなた!!
それでは、また!