yurika’s diary

yurikaの趣味とか思ったことを書き出すところ

2019/12/29 うどんラン

お久しぶりです(?)。yurikaです。

最後の記事から1年半くらい経っているとは・・・。

 

2019年(そして当面の間日本での)自転車納めとして、うどんランに参加した。

 

9時半ごろ下仁田駅に到着。ssk、mrtとダラダラ輪行解除。輪行解除中にfrht登場。どうやら佐久平から峠を越えて参戦してきたらしい。1年半ぶりの自転車という割に既に50km漕いでいるfthtに感心した。

 

sskの輪行解除を近くのセブンイレブンで待った後、10時40分頃出走。プランナーsskはうどん意識が高く、登り坂を爆走するため、早くも千切れる。萎え。

 

30分くらい休憩なく走り続け、ようやく最初のうどん屋に到着。

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井上うどん店。

 

早速中に入ると店主から「予約したか?」と聞かれる。確かに店内を見ると既に客が結構入っていた。12月30日で百年の歴史に幕を下ろすことを知ったうどんファン(!?)がたくさんきているようだ。運よく席が空いていたため、待つことなく店内に案内される。かどや旅館(小菅村の例の旅館)みたいな田舎独特の趣ある店内だった。メニューを渡されるも、おすすめがわからないのでsskに聞くと、鍋焼きうどんがおすすめらしいので、鍋焼きうどんを注文。注文を待っている間、いつものようにくだらない話やsskの古民家トークで盛り上がる。客が多いからか注文してから30分後にメニューが届いた。この時すでに12時すぎ。まだ70km+峠2つが残っているなかで1軒目のうどんを堪能した。ちなみに、うどんはスープの味が濃すぎず薄すぎずでダシがしっかりしており安定の味で思わず汁完してしまうくらいには美味しかった。ササログ(食べログのssk版)によると3.5らしい!

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鍋焼きうどん。優しいつゆがいい味出してる。

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井上うどん店閉店の知らせ。大正九年って…長ぇ。


 

 

うどんを食べて店内を見ると車(しかも車のナンバーが練馬や川崎など地元民ではなさそうな感じだった)が次々と店に入ってきており、この店が秘境うどん屋として注目されていたことを知りビックリ。Yahoo! ニュースの閉店記事もインパクトあるんだなぁ。

 

13時ごろ、2軒目にむけ再出走。すぐに登り坂が始まる。1軒目でだいぶ満足したからなのか、sskの漕ぐペースが驚くほど遅い。でもって、途中でレース展開になりsskはどんどん千切れていった(最初の元気は一体…)。挙句そこまで斜度きつくないトンネルアップもダラダラ漕ぐ始末。先を走るfrht、mrtもこれには苦笑い。まあ、院に入ってから10kg増えたんならしょうがないといえばしょうがないのか!?

14時ごろ上野村に入る。ここで、5年前の厳冬ランで断念した道と奇跡の再開。5年越しに秩父下仁田間の線がつながった瞬間だった!!一同5年前の厳冬ランの懐古に浸る。

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5年前の厳冬ランで凍結してた道(左)とうどんランで走ったときの道(右)。こう見ると当時の厳冬ラン、寒かったんだなぁ。

 

sskに至っては懐古に浸るあまり、R299の旧道から街並み探訪を他の3人と別行動で行う(こういうときのsskは意志が固く説得できない)。我々他の3人は新道を通り厳冬ラン懐古する。途中、上野村の集落を一望できるスポットがあり、「ここからも街並み見えんじゃん」と思ったり思わなかったり。

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上野村の街並み。懐かしさの塊。

 

/****************以下何でもないような話*****************/

ただ、sskと合流するまでの道で俺選手悲劇の落車をした(7年生なのに恥ずかしい)。山がちな地形のせいか日が沈みかけており、時間が気になって時計を見ようとよそ見したら、見事路肩の段差にはまりハンドル制御できず落車という…。幸い、手やひざをすりむく程度でけがも少なく、チャリも前輪ホイールがちょいポテチ状態で済んだ。現役の皆さんは時間確認したくなったら、きちんと止まって確認しよう。よそ見で足元救われるので気を付けよう()。落車とか多分春合宿mrt班(ほぼ5年前)以来だったのではないだろうか。本当に恥ずかしかった。以上事故報告。

/*****************何でもないような話ここまで***********/

 

sskと合流後、道の駅でいったん休憩。sskが干し柿を買っていた。曰く弟が好んで食べるらしい。へぇ。ちなみにこの道の駅、トイレがめっちゃきれいでしかも暖房完備だった。何とは言わないけど、スイートホテルを検討している人は参考程度に。

 

道の駅から出走してすぐ2軒目のうどん屋に着いた。しかし、着くや否や窓越しからおばあさんが我々にむかって腕をクロスして×マークのジェスチャーをしている。どういうことかと思い店に入ると、「わざわざ来てくれて悪いんだけど、材料がもうないのよ。」とのこと。くぅ~~。仕方なく出走。ササログは??(判定不能)だった。 

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2軒目のうどん屋。何か店主の孫が集まっている感じだった。秘境ゆえに人も少なく内輪でこじんまりとした雰囲気だった。写真を撮り忘れたため、google mapから引用。

 

このときすでに午後3時。まだ志賀坂峠が残っていて秩父まで50km。なかなかな状況の中一同自転車を漕ぐ。うどん屋が営業してなくて萎えたのかsskがさっきよりもさらに遅く3km/hで走っていた。一方、mrtやfrhtは久しぶりのチャリでケツが痛いとずっと立ち漕ぎorダンシングでひたすら上るため、その距離はどんどん広がっていった。

 

16時半頃、志賀坂峠に着く。峠で下りの準備をするsskの準備が相変わらず遅く、イライラを通り越していとおしく感じた。志賀坂峠の下りで日没。

 

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志賀坂峠のさいたま側の見晴らし。当時はあんま見晴らしいい印象なかったけど、埼玉側は案外良かった。

 

2軒目のうどん屋が閉店のため、急遽小鹿野うどん屋に行ってみることに。道中暗いし寒いし何故か眠いしで三重苦だった。しかも、爆速で下って一足先に自販機でホットココア飲むsskのマイペースたるや。もはや何も言えねぇ…。

 

苦しさのあまり久しぶりに自転車漕いでて東京帰りてぇと思った。そんなこんなで17時半ごろ、小鹿野うどん屋に着く。見ると店内が真っ暗で、閉店していた。(まあ観光協会併設のうどん屋なので、観光協会休みなら当然の結果ともいえる)。うどん屋がやってない悲しみよりも、最後にうどんを食べてから60km近く漕ぐも何も口にしていないことによる空腹が勝り、とてもしんどかった。そこで、近くのファミマに入り、冷えた体を暖めつつ個装を食べることにした。各自ファミマでうどんを購入し2軒目のうどん屋、ファミマ小鹿野店のどん兵衛を食す。暖かくて優しいスープが体に染み込み、生き返る気分だった。間違いなくつらさ補正が入っていると思うけど、1軒目の鍋焼きうどんよりどん兵衛の方が気持ち美味しかった気がした。モリログ4.0のどん兵衛、汁完。

 

2軒連続閉店で流石に萎えたので、秩父うどん屋は営業確認したところ、なんと営業しているらしい。しかもファミマから10km、西武秩父から2km弱らしいので、ひとまず行ってみることにした。

 

ファミマまでの道は街灯もなくしんどかったけど、秩父付近の謎アップを越えるたびにだんだん周囲が街灯で明るくなり安心感を感じた。凍えながらもなんとか19時くらいに3軒目のうどん屋に到着。うどん屋が営業している、その事実にただただ感動した。

 

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3軒目のうどん屋河内。うどん屋が営業しているという事実にただただ感動。

 

店のおばちゃんが「ずりあげうどん」がおすすめと言っていたので、ssk以外の3人はそれを注文。sskは何故か肉うどん大盛を頼んでいた。

で、出たメニューがこちら。

 

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3軒目のうどん屋河内、ずりあげうどん。この量で400円は破格の値段。

 

縮れた麺にコシがあることに加え、特別醤油を加えたスープもめっちゃうまい。しかも、天ぷらを特別サービスしてくれて感謝感激。どん兵衛を食べていたとはいえ、それでも空腹だったお腹を満たしてくれる最高のうどん。疲れていた体に染み込んでいくのを感じた。sskは何故か我々より200円近く高い麺を注文したはずだが、会計で200円サービスしてもらっていた。これがうどん人徳なのか!?

 

2(3?)軒目のうどん屋を後にし、そのまま西武秩父へ。時刻はもう20時を過ぎており、急いで輪行し帰宅した。

 

僕はもう当分日本で自転車こぐことはないだろうし、何よりよく親しんだ後輩たちとこのような形で自転車納めできて最高だった。frht, mrtはもちろん、プランナーのsskには感謝してもしきれない。いい旅行をありがとう!!しばらく会えないとは思うけど、元気でな!!